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韓国、米国産牛肉を事実上禁輸 特定危険部位が混入

2007年08月02日20時56分

 韓国農林省は2日、米国産牛肉の一部に、輸入を禁じている特定危険部位の脊椎(せきつい)の骨が混入していたとして、1日から検疫を全面中断したと発表した。業者は輸出入を続けられるが、検疫なしでは市場に流通できないため、事実上の輸入禁止措置となる。

 7月29日に輸入された18.7トン、1176箱の牛肉のうち1箱から、脊椎の骨が見つかった。同省の発表では、同22~27日に輸入された42.4トンからもあばら骨が発見され、全量を返送した。同省は、米国に混入の真相究明と再発防止措置を取るよう求めた。

 韓国は今年4月、約3年半ぶりに米国産牛肉の輸入を再開したが、韓米で決めた輸入衛生条件に合わない骨片が発見され、6月に輸入を中断。その後、検疫を再開して、最近になって市場に米国産牛肉が流通し始めたばかりだった。

 米国は、輸入対象となる牛肉の範囲拡大を求めている。この要求を受け、韓米両国は交渉を続けているが、当面は進展が難しいとの見方が強まっている。

by deracine69 | 2007-08-02 20:56 | 社会  

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