7本脚のヒツジが生まれる、獣医が安楽死処分へ NZ
2007.08.02Web posted at: 20:24 JST
- CNN/AP
ウェリントン──ニュージーランド南島の村で、7本脚のヒツジが生まれて話題になっている。しかし、消化器官の一部が欠損するなど、このままでは無事に育たないため、獣医が安楽死処分する予定だという。ニュージーランドの地元メディアが2日、伝えた。
7本脚のヒツジは7月末に、南島中部のメスブン村で生まれた。3本の後ろ脚に2本の前脚のほか、前脚の後ろに脚として機能しない2本の脚が生えていた。
さらに、雌雄同体だったほか、消化器官の欠損により排泄ができない状態だという。
このヒツジを診察した獣医のスティーブ・ウィリアムズさんは、7本脚が理由ではなく、排泄出来ないことを指摘して、「このヒツジを生かしておくことは、おそらく非人道的なことだと思う」と地元紙に語っている。
ウィリアムズさんによれば、胚(はい)の発生段階で、なんらかの理由により脚が多く出来たのだろうと述べている。ヒツジでは、数百万頭に1頭の割合で出現するという。
7本脚のヒツジが生まれた農場のデイブ・キャラガンさんは、「こんなことは初めて」と驚いていた。
by deracine69 | 2007-08-02 20:24 | アジア・大洋州