<安倍首相>臨時国会31日召集 自民幹事長に麻生氏浮上

8月6日3時2分配信 毎日新聞

 安倍晋三首相は5日、内閣改造と自民党役員人事を27日に行い、秋に予定する臨時国会の召集を当初予定の9月から、今月31日に前倒しする方針を固めた。参院の与野党逆転を受け、秋の国会で最大の焦点となるテロ対策特別措置法改正案の成立に万全を期すためにも、早期召集が必要と判断した。首相は今後、人事の調整を本格化するが、党幹事長には麻生太郎外相が浮上している。

 首相は3、4日、自民党の中川秀直幹事長と会談し、今後の日程を協議した。首相は3日、党内の早期改造論に配慮し内閣改造人事を今月末に行う意向を示していたが、臨時国会の月内召集のため、可能な限り早期の日程選定が必要と判断。19日から25日までのインドなどへの歴訪から帰国後、27日に改造を行うことにした。天皇陛下が公務出張から帰京する同日午後以降、同日夕から夜に認証式を行い、改造内閣を発足させる。引責辞任する中川氏の後継として次期衆院選を指揮する幹事長ポストには、首相の出身派閥である町村派からの起用には党内に慎重論が強く、麻生氏の起用が浮上している。

 一方、海上自衛隊をインド洋に派遣する根拠法であるテロ対策特措法は11月1日に期限が切れる。このため、政府・与党は期限延長のための法改正を秋の臨時国会の最優先案件と位置づけており、日程にも余裕を持たせるため、首相も月内召集の意向を固めた。

 民主党の小沢一郎代表は延長に反対を表明しているが、党内には修正協議に応じる動きもある。自民党は衆院段階での修正決着も視野に、与野党逆転下の参院での可決に向け、柔軟に対応を探るとみられる。会期幅は12月上旬までの100日程度となる見通し。ただ、早期召集には野党の反発が予想されるほか、改造人事の調整が難航した場合など、流動的な要素もある。
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by deracine69 | 2007-08-06 03:02 | 政治  

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