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<コムスン>大阪府が指定取り消す 4千万円返還命令も

8月6日21時48分配信 毎日新聞

 大阪府は6日、訪問介護大手「コムスン」(本社・東京都港区)の事業所「コムスン堀江ケアセンター」(大阪市西区)が、勤務実態のない職員を責任者とする虚偽の申請書を提出して居宅サービス事業者の指定を受けたとして、指定を取り消すとともに、介護給付費約4067万円を返還するよう命じた。

 府事業者指導課によると、同センターは05年2月、同社の別の事業所に勤める職員を「サービス提供責任者」として申請書を提出し、同3月に指定を受けた。3カ月後に責任者の変更届を出したが、府は「不正な手段で指定を受けた」として取り消しを決めた。返還額は、加算額を含めて計約5700万円。申請時に責任者とされた職員は「上司から名前を貸してくれと頼まれた」と話しているという。

 府は5月から、府内のコムスンの訪問介護事業所93カ所を対象に指導・監査を実施。同センターのほかに、責任者の専従義務違反で57カ所に改善を勧告、介護報酬の計算ミスで68カ所に文書指導した。両方の対象になったのは42カ所で、問題がなかったのは9カ所だけだった。また、ニチイ学館の事業所52カ所も同様に調べたが、文書指導が21カ所で、31カ所は問題がなかった。【坂口佳代】

by deracine69 | 2007-08-06 21:48 | 経済・企業  

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