泊原発3号機建設現場でまた不審火 7月以来5件目
2007年08月07日12時33分 朝日新聞7日午前7時50分ごろ、北海道電力が建設を進めている泊原発3号機(北海道泊村)から約1キロ離れた作業員宿舎の仮設トイレで、予備のトイレットペーパーに焦げた跡があるのを作業員が発見した。3号機の建設現場では、原子炉建屋内で放火とみられるボヤが7月に4件続いており、道警は関連を調べている。
北電の発表や道警の調べでは、和式トイレの便器の前に3本積まれたトイレットペーパーのうちの1本の左端が、約5センチ焦げていた。午前8時から作業員の朝礼が予定されており、発見時はトイレが混雑する時間帯だったという。
3号機の建設現場のボヤでは、壁に張ったビニールシートやゴミ箱の布、床板などが燃えており、溶接機の電源コードが切断されているのも見つかっている。北電は、4件目が起きた7月24日以降、屋内の建設作業を中止。監視員や監視カメラを増やし、単独行動を禁止するなどした上で、2日に工事を再開したばかりだった。
by deracine69 | 2007-08-07 12:33 | 社会