<普天間移設>施設庁がアセス方法書提出 沖縄県受理せず

8月8日0時21分配信 毎日新聞

 防衛施設庁は7日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)への移設(沿岸案)に先立つ環境影響評価(アセスメント)の方法書を沖縄県と名護市に提出、アセス手続きを始めた。沿岸案を沖合にずらすよう要求している県と名護市は、移設場所を了承していないとして受理しないことで一致した。これにより、知事の意見が得られないなど手続き上の支障もあるが、県にアセスそのものを拒否する権限はないため、手続きは進むことになる。

 夏期休暇中の仲井真弘多知事に代わって同日、県庁で記者会見した仲里全輝(ぜんき)副知事は「方法書が提出されたことは遺憾」とする知事コメントを読み上げた。そして「このままでは(移設に必要な公有水面の)埋め立てを認可しない場合もあり得る」と方法書提出に強い拒否感を示した。ただ、「(県と市が最終合意する)前提条件を整える考え方が政府に出てくることを期待している」とも述べ、県と名護市が主張する沿岸案の沖合移動に向けた政府の方針転換に期待感を示した。

 県によると、施設庁は昨年以降、数回、方法書を提示したが、県が受け取りを拒否したため持ち帰っていた。7日は施設庁幹部らが県返還問題対策課に方法書を提出し、「今日は持ち帰れない」と置いて行った。

 普天間移設は、沖縄側の最終合意が得られていないため、政府はシュワブ沿岸部で環境現況調査を先行して実施しており、調査結果をアセスに組み入れる方針。【三森輝久】

 ▽小池百合子防衛相の話 受け取る、受け取らないの話ではない。これから公告縦覧、審査をして、知事意見を言う機会がある。地元の意見を反映できる方法書になっていると考えている。
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by deracine69 | 2007-08-08 00:21 | 政治  

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