凋落 青木に迫る検察

8月9日10時1分配信 日刊ゲンダイ

 参院選大敗で、権威失墜の青木幹雄参院議員会長(73)。凋落を象徴するように、永田町では「検察が政界捜査のターゲットに据えた」という情報が駆け巡っている。

 注目は緑資源機構との関係だ。緑資源は現在、青木の地元・島根で総事業費120億円にも及ぶ「特定中山間保全整備事業」を進めている。青木は、このビッグプロジェクトの受注業者7社から05年までの3年間で計642万円の献金を受け取っていた。

「談合事件で逮捕者を出した『特定森林地域協議会』の会員企業ともズブズブの関係です。地元・松江の地区協議会メンバーを中心に計12社から、総額2000万円を超える献金が渡っています」(地元関係者)

 すでに特捜部は松江地区のトップが社長を務める後援企業の家宅捜索に着手。「筋のいい資料が押収された」(地検関係者)と言われ、“ドン危うし”の見方が強まっている。

「松岡元農相の立件を視野にスタートした捜査は、松岡本人をはじめキーマンが相次ぎ自殺。しかも、安倍首相から『当局が松岡大臣の取り調べを行った事実もないし、予定もない』と指揮権発動まがいの発言まで飛び出し、頓挫しかけていました」(検察事情通)

 捜査再開となれば、政局の流動化を見越したものだろう。ただ、特捜部の官邸への「不満」も要因との声もある。

「安倍発言で捜査が中断したばかりか、特捜部は元公安庁トップを逮捕した朝鮮総連本部の詐欺事件にも駆り出された。総連事件は官邸の“鶴の一声”で決まったともっぱら。特捜部の『オレたちはボンボン首相の“パシリ”ではない』という意地が、捜査の起爆剤になってもおかしくないのです」(検察事情通)

 安倍の暴走に検察も怒り心頭なら大歓迎だ。
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by deracine69 | 2007-08-09 10:01 | 政治  

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