小池防衛相に失笑「私は日本のライス」

2007年08月11日 スポニチ

f0013182_19571917.jpg 臨時国会中に訪米し、与党内からも批判されている小池百合子防衛相(55)が9日(日本時間10日)、現地で講演した。ライス国務長官(52)を引き合いに出し「私は日本のライスと呼ばれている」「(私のことを)マダム寿司と呼んで」などと大はしゃぎ。ライス氏についても「姉妹のような関係」と述べ、内閣改造での続投に向けてアピールしたが、党内からは「目立ちたいだけ」との冷めた声が上がった。

 小池氏は講演で自らを「ライス長官にちなみ、私を“日本のライス”と呼ぶ人もいる。ジャパニーズ・ライスは寿司という意味です」と英語で紹介。「Why don’t you call me “マダム寿司”?(私をマダム寿司と呼んでみてはいかがですか?)」と続けた。失笑が漏れたが、気付かぬ様子で笑顔を振りまいた。

 さらに、年齢も近いライス長官との強いきずなも強調。約40分間の会談の後、日本の記者団に「ライスさんとは姉妹の(ような)関係。今度は一緒にゴルフに行きましょう、ということで楽しく会話を終わった」と満足げに述べた。

 共同電によると、ホワイトハウスでチェイニー副大統領との会談がセットされるなど防衛相訪米としては破格の厚遇。前任の久間章生前防衛相がブッシュ大統領のイラク開戦判断を批判したため、4月の訪米で冷遇された反動もあったとみられる。

 政界関係者は「今月27日予定の内閣改造をにらんで、防衛相続投に向け存在誇示を狙った訪米ではないか」と指摘。米側と早急に協議すべきテーマがあったわけではなく、臨時国会中の訪米には、野党はもとより自民党内にも「今はパフォーマンスの時期ではない」(山崎拓前副総裁)と厳しい声が出ていた。

 大はしゃぎの訪米から、11日に帰国すれば逆風が待っている。訪米直前に決めた守屋武昌防衛事務次官の後任人事は、官邸や与党との十分な意思疎通を欠いたために難航。また、インド洋での海上自衛隊による米艦船などへの給油活動の根拠となっているテロ対策特別措置法の延長問題は、民主党の小沢一郎代表が反対姿勢を強める中で打開策が見つかっていない。

 ある政界関係者は「日本のライスと呼ばれているなんて聞いたことがない。自意識過剰なんじゃないか」と首をひねった。また、自民党議員は「内閣改造後も生き残るために、存在をアピールしているだけ」と吐き捨てた。
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by deracine69 | 2007-08-11 23:59 | 政治  

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