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麻薬密輸2邦人の死刑確定=執行なら戦後混乱期後、海外で初-最高裁判断へ・中国

8月20日19時1分配信 時事通信

 【大連(中国遼寧省)20日時事】中国で麻薬密輸罪に問われた無職、武田輝夫(64)=名古屋市=、元自営業、鵜飼博徳=40代、岐阜県=両被告に対する控訴審の判決公判が20日午後、中国・大連で開かれ、遼寧省高級人民法院(高裁)は両被告の控訴を棄却し、執行猶予なしの死刑判決とした1審を支持した。中国は2審制のため両被告の死刑が確定した。中国で日本人の猶予なし死刑判決が確定するのは初めてで、執行されれば、戦後の混乱期後、海外で初のケースとなる。

 同法院は刑の執行について「最高人民法院(最高裁)の許可を得る手続きを取る」としており、最高裁が最終決定することを明らかにした。最高裁などは麻薬犯罪に厳しく対処する国内政策と対日関係への影響を考慮しながら慎重に検討するとみられる。

by deracine69 | 2007-08-20 19:01 | アジア・大洋州  

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