幹事長に麻生氏起用の方向 塩崎官房長官は退任濃厚

2007年08月26日08時12分 朝日新聞

 安倍首相は25日夜、インド、マレーシアなど3カ国の訪問を終えて帰国し、27日の自民党役員・内閣改造の人事に本格的に着手した。党幹事長には麻生外相を起用する方向となった。また、与党との調整不足などをめぐり批判が強かった塩崎官房長官の退任が濃厚だ。27日午前に党三役など執行部の人事を決定したうえで、同日中に新しい内閣の顔ぶれが決まる。

 麻生氏は首相の信頼が厚く、ぎくしゃくしがちだった官邸と党との連携を強める狙いがある。就任直後の昨年9月の党役員人事でも、首相は麻生氏の幹事長起用を検討したが、森元首相に再考を促され、結局外相に再任した経緯がある。

 首相は24日、新幹事長について「党が結束し、活力を持てるような党運営をしていただきたい。幹事長の仕事は選挙で勝つ態勢を作っていくことではないか」と強調。一定の人気がある麻生氏への期待感もあると見られる。

 一方、官房長官には首相の出身派閥の町村派会長である町村信孝・前外相を起用するとの見方が強まっている。複数の政府・与党幹部も25日、町村氏が起用されるとの見方を示した。

 また、参院自民党は矢野哲朗・国会対策委員長の入閣を要請する方針。さきの参院選で大幅に議席を減らしたため、現在の「2枠」については維持できるかどうか微妙な状況だ。公明党は冬柴国土交通相の留任を求める方向だ。

 首相は派閥の推薦を受けない方針を表明しているが、現内閣は総裁選の論功行賞や身内を優先させた「お友達内閣」と批判されており、改造人事では派閥のバランスも考慮し、党内の実力者を起用する可能性が強い。
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by deracine69 | 2007-08-26 08:12 | 政治  

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