小池前防衛相 次は首相狙いか

2007年08月28 スポニチ

f0013182_11423798.jpg 官邸に新閣僚が続々と呼び込まれる中、自ら留任を“拒否”した小池百合子前防衛相が27日、省内で退任会見を行った。「国防については“I shall return(私は戻って来る)”の気持ちで頑張る」とあいさつ。永田町では「次は首相として国防に携わりたいという意欲を示したのではないか」との見方も出ている。

 女性初の防衛相誕生からわずか55日間。防衛担当閣僚として歴代4位の短命で内閣を去った小池氏が大臣として最後に残したメッセージは“カムバック宣言”だった。

 「I shall return」は、太平洋戦争時、フィリピン駐屯アメリカ極東軍最高司令官だったダグラス・マッカーサーが日本軍の攻撃を受けて、フィリピンのコレヒドール島からの撤退を余儀なくされた際に発した言葉だ。その後、マッカーサーはフィリピンを奪還し、GHQ最高司令官として日本の占領政策にあたった。

 退任会見でこの言葉を発した理由について、ある政界関係者は「次はもっと高いポジションに就いて国防に携わるという意志が見え隠れする。小池氏にとって高いポジションというのは初の女性総理かも」と指摘する。

 初当選から15年、小池氏は政党を渡り歩き、細川護熙元首相、小沢一郎民主党代表、小泉純一郎前首相といった時の実力者に寄り添いながら、常に政界の花道を歩んできた。安倍首相誕生の際にも、早くから支持を打ち出した。

 しかし、内閣改造を目前に控え、突然「バトンタッチしたい」「私は辞めるって言ってるのよ」「一兵卒として支える」などと再入閣拒否を宣言。「これらの言動の裏側には2つの意図を感じる。まずは首にされる前に、自分から辞めたいという考え。そして、安倍首相には見切りをつけたという意思表示。小池氏は権力者をかぎ分ける能力がすごい」(政界関係者)という見方がある。

 だが、今回の事務次官人事をめぐる騒動でマイナスイメージが付いたことは否めない。華やかに返り咲けるかどうかは“一兵卒”としての地道な活動にかかっていると言えそうだ。
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by deracine69 | 2007-08-28 08:00 | 政治  

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