「もううんざり」「農政混迷不安」 近畿の有権者

9月3日17時11分配信 産経新聞

 「もううんざり」「解散総選挙で国民の信を問うべきだ」-。遠藤武彦農水相の辞任について、近畿の有権者からは厳しい声が相次いだ。農業関係者も「農政に明るい人だと期待していたが…」とあきれている。

 これまで自民党の候補に投票してきた大阪府河内長野市の農業、垣内周教(のりみち)さん(52)は「中小農家は苦しんでいるのに、いい加減にしてほしい。解散総選挙で国民の信を問い、出直すべきだ」。大津市の新免営農組合の西村幸雄組合長(67)は「遠藤さんは農業に詳しいということで期待していたが、1週間とは…。自民党に何を期待したらいいのか」。

 JA和歌山中央会の森脇豊善・地域振興部長(50)も「WTOの農業交渉が本格的に始まるのに松岡利勝さん以来3人も大臣が代わり、軸足が定まっていない。非常に不安」と話す。

 自民党関係者も複雑だ。横倉廉幸・大阪府連幹事長は「何も仕事をさせてもらえないうちに辞任とは残念。(政治とカネの問題は)本人でもチェックしきれないことはあると思うが、今後はより厳しく自分自身で精査していかなければ」。下川俊樹・和歌山県連幹事長(63)も「今回の改造内閣を評価していたので大変不愉快。今後は民間の調査機関を入れて“身体検査”をすることも考えていかなければならないだろう」と話す。

 有権者の反応も手厳しい。兵庫県尼崎市の主婦、景山菊江さん(61)は「就任会見で『なりたくなかった』と言っていたので、何かあると思っていたら、実際にあった。安倍首相の任命責任は重大で、国民をバカにしているのかと思う」。

 大阪府河南町の会社員、岩尾雅樹さん(38)は「あまりにも立て続けに不祥事が出てくるので、もう特に衝撃は受けない。今後の国政の混乱のほうが心配だ」と話した。

 大阪府吹田市の会社員、土村香里さん(27)は「(農水相の)途中交代は3代連続でしょ。もううんざりって感じです。農政に精通してお金にきれいな人はいないんでしょうか。いっそ民間から登用すればいいのに」と話していた。
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by deracine69 | 2007-09-03 17:11 | 政治  

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