<小林参院議員>辞職の意向固める 陣営の選挙違反で

9月4日13時12分配信 毎日新聞

f0013182_14461251.jpg 7月29日に投開票された参院選の神奈川選挙区で再選を果たした自民党の小林温参院議員(43)陣営の選挙違反事件を受け、小林氏は4日、議員辞職する意向を固めた。同日夕、神奈川県庁で記者会見して表明する。陣営の出納責任者が公職選挙法違反(買収)罪で起訴され、連座制の適用で当選無効となる可能性が出ていた。小林氏の辞職で、同選挙区で次点だった公明の松あきら氏(59)が繰り上げ当選する。

 小林氏は1964年、福島県生まれ。ベンチャー企業の経営などを経て自民党の公募で01年の参院選に立候補し、130万票余りを得てトップ当選。党の参院副幹事長や経済産業政務官を歴任したほか、中小企業対策や北朝鮮の拉致問題などに取り組んだ。

 2期目を目指した今回の参院選は、年金問題などで逆風を受けた。統一地方選の敗北などで自民の組織力低下も懸念されたが、県連の全面的なバックアップを受けて決起集会をこまめにこなすなど支持固めを徹底。改選数3のうち2議席は民主新人が占めたものの、「松下政経塾出身」や「小泉改革継承」を強調して89万5752票を得て2位で再選を果たした。

 その後、10日足らずで選挙違反事件が起きて公設秘書に加えて県連職員らも逮捕された。このため、独自の後援会を作らずに党の組織に依存した小林氏の「選挙準備の甘さ」に対する批判が噴出した。

 また、出納責任者に罰金以上の刑が確定すれば連座制が適用されて当選が無効になるが、投票日から3カ月以上経過した後に失職すると補選が行われる。「補選で民主に勝てる見込みはほとんどない」(県連幹部)とされ、連立与党の松氏を繰り上げ当選させるために早期辞職を求める声が公明だけでなく党内からも出ていた。【山下修毅】
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by deracine69 | 2007-09-04 13:12 | 政治  

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