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<民主党>新布陣…国会はベテランが安倍政権と対峙

9月4日20時18分配信 毎日新聞

 民主党の小沢一郎代表は4日、臨時国会で与野党対決の前線となる衆院議院運営委員会や予算委員会の理事に代表や党役員経験者らを充てることを決めた。「次の内閣」も衆院議員の場合、原則当選4回以上でそろえ、改造してもほころびが目立つ安倍政権と対峙(たいじ)する。「若手は選挙準備をしろということ」(国対幹部)でもあり、ベテランで政府・与党を追い込みつつ、衆院解散・総選挙に備える戦術のようだ。

 例えば、衆院予算委は筆頭理事に岡田克也元代表を起用し、前原誠司前代表を理事に充てる。議運委の筆頭理事は幹事長経験者の川端達夫副代表、理事は仙谷由人元政調会長だ。国家基本政策委員会(党首討論)の筆頭理事は鳩山由紀夫幹事長。代表経験者や現職の幹事長が委員会の理事を務めるのは極めて異例で、党内からは「小沢代表は本気で与党と対決するつもりだ」(中堅)との見方が広がっている。

 5日発表される「次の内閣」でも、テロ対策特別措置法の延長問題を扱う外務担当には当選6回の鉢呂吉雄前選対委員長が内定した。これまで当選2、3回の政策通が中心だった顔ぶれも大きく変わる見通しだ。若手は各委員会の理事からも原則外し「選挙区に帰れる環境を整える」(国対幹部)という。

 同党は4日、共産、社民、国民新各党との国対委員長会談で臨時国会の対応を協議、衆院予算委で「政治とカネ」の集中審議を開くよう求めることや、自民党との政党間協議には応じない方針を確認した。さらに偽装請負問題に関連し、キヤノンの御手洗冨士夫会長(日本経団連会長)の参考人招致を要求する方針を決めるなど、国会戦術を駆使して政府・与党と対決する。【山田夢留】

by deracine69 | 2007-09-04 20:18 | 政治  

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