体力・礼儀には「武道」、中学で男女とも必修方針

9月4日19時56分配信 読売新聞

 文部科学省は4日、今年度内にも改定を予定している学習指導要領で、中学校の保健体育の授業の中で柔道や相撲、剣道などの武道を男女とも必修とする方針を固めた。

 体力づくりに加え、子供たちに礼儀作法を身につけさせる狙いもある。

 柔道や剣道などは以前は「格技」とされ、「主に男子に履修させる」と定められていた。1989年改定の学習指導要領で「武道」になってからは、男女とも自由に選択できるようになり、1年生は武道かダンスから一つ、2、3年生では武道、ダンス、球技の中から二つを選ぶことになっている。

 しかし、最近は授業にヒップホップダンスなどを取り入れる学校が増えたことなどから、男女とも、武道の人気が低くなっているという指摘も出ていた。



<中央教育審議会>「武道」必修化を大筋了承
9月4日19時21分配信 毎日新聞

 学習指導要領の改定作業を進めている中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の専門部会は4日、中学校の保健体育で選択必修になっている武道(柔道、剣道、相撲など)を1、2年生の男女を対象に原則、必修化することを大筋で了承した。昨年12月改正の教育基本法に盛り込まれた教育目標「伝統と文化の尊重」の実現を目指す。

 この教育目標は「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養う」といういわゆる「愛国心」表記として、賛否を呼んでいた。

 専門部会は、武道の必修化は教育目標と一致するとともに、子供の成長過程を考えると、中2までは、男女ともに複数の競技を体験させるのが望ましいと判断した。

 現行の学習指導要領では、中1が武道かダンスのいずれかを選択。2、3年生は球技、武道、ダンスのうち二つを選択することになっており、男子でもダンスを行うケースがあるという。

 文科省が公表した来年度予算の概算要求でも、教員の武道の指導力向上などを目的に、地域の道場や体育系大学と連携などを行う新たなモデル事業に約5000万円を計上するなど「武道重視」の方針が打ち出されている。【高山純二】
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by deracine69 | 2007-09-04 19:56 | 政治  

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