日本の安倍内閣“植物政権”へ転落

2007.09.04 07:11 中央日報

日本の安倍晋三政権が腐敗政治家による不正政治資金スキャンダルという直撃弾を受け、座礁の危機に処している。

3日、遠藤武彦農水産相は、自分が理事長である農業共済組合の国庫補助金を不当な方法で水増し受領したのに対し責任をとって辞任した。遠藤前水産相はこの日未明、首相官邸を訪れて「せっかく任用していただいたのに期待に沿えなかった。心からおわびし、辞任させていただきたい」と辞表を出し、安倍首相は「残念だ」とし、これを受理した。

これだけではない。領収証を重複使用して政治資金を流用した坂本由紀子外務政務官もこの日、非道徳性に対する責任を負って辞任した。これによって7月、参議院選挙惨敗以後、政治的再起を狙った安倍首相の第2期内閣はわずか発足後1週間で農水産相を交代、昨年9月に政権が発足してからは1年で事実上再起不能の“植物政権”に転落した。

右傾化の風に乗って首相になった安倍氏がこのように窮地に追い込まれたのは民生より理念的な問題にとらわれすぎ‘コード人事’に一貫してきたからだ。その結果、年金記録不正、閣僚たちの失言に不正政治資金を含む各種問題が続出し、わずか1年で5人の閣僚が良からることで辞任、自殺した。このうち農水産相ですでに3人目だ。最初の農水産相だった松岡利勝は不正政治資金疑惑が出ると議員会館で自ら命を絶った。安倍首相はこの日、遠藤氏の後任に若林正俊前環境相を起用した。自分の任期中、3人目の農水産相だ。安倍首相がこんなに早く遠藤氏の辞表を受理し、後任を決めたことは参議院で第1党の権力を掌握した民主党の攻勢にこらえにくいという判断からだ。

第1野党である民主党は「安倍首相自身の資質にも問題が表れた」とし遠藤氏の辞任に満足せず、10日に行われる臨時国会で、首相を相手に問責決議案を提出する予定だ。不適切な人物を相次いで任命し、農水省職員たちの業務が事実上まひしたことに対する責任を負えという要求だ。鳩山由紀夫民主党幹事長は先にこの日、記者たちに「臨時国会で衆議院解散を要求する」としている。議会を解散して総選を行い、民主党が執権に挑戦するという意思を明らかにしたのだ。

安倍首相はこうした攻勢に対してまず「任命の責任は全面的に私にある」と明らかにし、一歩退いている。その代わり、自民党の次期首相候補に挙論されている麻生太郎幹事長と与謝野馨官房長官が全面的に事態収拾に乗り出した。

しかし信頼が地に落ちた安倍政権の崩壊は時間の問題だとする雰囲気だ。

東京=金東鎬(キム・ドンホ)特派員
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by deracine69 | 2007-09-04 07:11 | 政治  

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