5人目の閣僚交代 衆院解散・総選挙 早まる可能性も

9月4日16時43分配信 産経新聞

 安倍政権発足後、5人目の閣僚交代が決まり、安倍晋三首相は10日召集予定の臨時国会を前に、厳しい立場に立たされた。野党第一党・民主党の小沢一郎代表は、衆参両院の多数派が異なる「ねじれ国会」の臨時国会で、安倍政権を早期解散・総選挙に追い込む方針だ。このため、安倍政権の弱体化が進み、国会が混乱すれば、次期衆院選が早まる可能性も否定できない。

 連立与党の公明党の太田昭宏代表は次期衆院選について、「1年以上先」と発言した。政府・与党は7月の参院選で大敗したことから、衆院選をなるべく、ずらしたいというのが本音だろう。衆院選が近く行われれば、与党が「政治とカネ」の問題で農水相が交代した影響により、苦戦するのは必至だからだ。

 これに対し、勢いづく小沢民主党は臨時国会で、安倍政権との対決姿勢を一層強める構えだ。その場合、安倍政権は、焦点のテロ対策特別措置法改正案の成立が微妙になるため、窮地に立たされる。

 だが、野党が安倍首相を早期解散・総選挙に追い込むことは簡単なことではない。安倍首相が解散するケースとして、内閣不信任案が可決した場合も考えられる。しかし、衆院少数派の野党だけでは可決は不可能だ。今後、安倍首相が粘り強く実績を積み上げることができれば、逆に主導権を握って解散するチャンスが出てくる可能性もある。(総合編集部 今井大介)
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by deracine69 | 2007-09-04 16:43 | 政治  

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