<鴨下環境相>資金団体の借入金に差額800万円 訂正へ

9月5日20時42分配信 毎日新聞

 鴨下一郎環境相(衆院東京13区)の資金管理団体が05年の政治資金収支報告書に記載している鴨下氏本人からの借入金「1000万円」が、96年の借り入れ時には「200万円」と記載されていたことが分かった。差額の800万円分については報告書に記載がなかったが、鴨下氏は5日、1000万円の方が記載ミスだったとして訂正する意向を示し、「国民の皆様に申し訳ない。反省している」と述べた。

 鴨下氏は同日午後4時半に環境省で記者団の取材に応じ、「当初の(報告書の)錯誤を踏襲したため、その後も間違っていた。記載のつど担当者が代わり、整合が取れなかった」と説明。「きちんと説明し、納得していただけるよう最善を尽くす。引き続き仕事をさせていただきたい」と大臣辞任の意向がないことを強調した。

 鴨下氏の資金管理団体「政策パラダイム研究会」(昨年12月に名称変更)の前身「新政策研究会」の政治資金収支報告書によると、96年に鴨下氏自身から200万円を借りた形になっている。しかし、05年の報告書の借入金の欄には、96年に借りたのは1000万円と記載されていた。

 鴨下氏は「私自身の記憶をたどると、96年に貸したのは200万円」と強調。そのうえで、収支報告書の借入金残高が97年1000万円、98年以降2300万円となっていることについても、「97年は1200万円、98年以降は1500万円が正しい」と釈明した。

 一方、鴨下氏が衆院議長に提出した個人の資産等報告書(衆院選後に作成)によると、97年時点での貸付金はゼロ。00年の報告書では820万円となったが、04、05両年は再びゼロに戻っており、政治資金収支報告書の記載が全く反映されていない。鴨下氏は「資産等報告書の作成者と資金管理団体の連絡が十分でなかった。すみやかに訂正したい」と述べた。【日下部聡、加藤隆寛】
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by deracine69 | 2007-09-05 20:42 | 政治  

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