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大阪南部で連続放火か 5月以降10件以上 現場に不審バイク男

9月6日17時59分配信 産経新聞

 大阪府富田林市など府南部で今年5月以降、放火とみられる不審火が10件以上相次ぎ、複数の現場で無灯火の黒っぽいバイクに乗った男が目撃されていることが6日、わかった。男は火の手があがるのを確認するかのように現場に現れ、「火事があったんか」と住民に話しかけるなど、大胆な行動が目立っている。当初の被害は野小屋や車だったが、最近は民家を全焼するなど被害が拡大しており、府警と消防は警戒を強めている。

 調べでは、同市内では今年5月27日夜、新築工事中の民家の雑品を焼くなどの火事が2件相次いだのをはじめ、6月中にも2件の不審火が発生。さらに7月3日夜には、無人の野小屋や車が燃える火事が計4件あった。

 8月16日午後8時ごろには、同市北大伴町で、新築工事中の住宅から出火。約20分後、約100メートル離れた場所で材木約30本が焼けた。21日夜には、富田林市に隣接する太子町と羽曳野市で民家が全焼したり、農機具が燃やされたりする火事が4件発生している。

 このうち16日の火事では、出火後に無灯火のバイクに乗った不審な男が現れ、住民に「火事があったんか」などと尋ねていた。付近ではまだ騒ぎになっておらず、男がなぜ火事のことを知っているのか住民が問いつめたという。

 住民は消防署員に男を突き出そうとしたが逃走。男は30歳代くらいでフルフェースのヘルメットを着用していたという。

 21日の太子町の火事でも、火災発生直後に無灯火のバイクが走り去るのを住民が目撃。バイクが向かった方向では、新たな火事が起きたという。

 7月3日の火事でも現場から立ち去る男の姿が目撃されている。

 いずれも火の気がないうえ、現場が富田林市北東部付近に集中しており、時間帯は午後8~11時ごろに集中。府警は土地勘のある同一犯の可能性が高いとみており、手口が大胆になっていることから、被害拡大を警戒している。

by deracine69 | 2007-09-06 17:59 | 社会  

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