<収支報告書>パーティー券収入、二階派団体が不記載 

9月7日3時4分配信 毎日新聞

f0013182_325331.jpg 自民党の二階俊博総務会長が代表で、泉信也国家公安委員長が会計責任者を務める二階派の政治団体「新しい波」が、準大手ゼネコンの元幹部が設立した政治団体「新政治問題研究会」(東京都千代田区、06年末に解散)にパーティー券を売りながら、その収入計166万円を政治資金収支報告書に記載していないことが分かった。森喜朗元首相と川崎二郎元厚生労働相の2氏の資金管理団体も、同研究会に購入してもらったパーティー券代を記載していなかった。収支報告のずさんさが、自民党三役など中枢にまでまん延していることを示した形だ。【杉本修作】

 パーティー券を購入したのは、準大手ゼネコン「西松建設」(本社・東京都港区)の元営業管理部長が代表、元非常勤監査役が会計責任者を務めていた政治団体「新政治問題研究会」。代表は団体設立時の95年に西松建設を退職し、その後、04年まで子会社の役員を務めた。会計責任者の男性は03年まで西松建設の監査役を務めて05年に死去。同研究会は06年末に解散している。

 同研究会の収支報告書と添付された領収書、振込伝票によると、二階派の政治団体「新しい波」が05年、「躍進の集い 東京」と「躍進の集い 大阪」の二つのパーティーを開催した際、それぞれ96万円と70万円分のパーティー券を購入していた。

 政治資金規正法では、一回のパーティーで、1団体に20万円を超すパーティー券を購入してもらった場合、主催者側の政治団体は収支報告書に購入相手の名前と金額などを記載するよう義務づけている。しかし、「新しい波」の報告書には、一切この記載がなかった。

 一方、森元首相の資金管理団体「春風会」は04年末に東京都内でパーティーを開催、この際に同研究会は100万円分のパーティー券を購入。さらに川崎元厚労相の資金管理団体「白鳳会」が同年に都内で開催したパーティーでも60万円分を購入してたが、両資金管理団体の収支報告書には記載がなかった。

 二階派の事務所は「入金は事実だが、現在、全容を調査中。調査を終えれば、訂正の手続きをしたい」としている。

 森元首相の事務所は顧問弁護士を通じ「事務処理上のミスで記載が漏れた」とコメント。川崎事務所は「パーティー券代の振り込みは間違いないと思うが、通帳がなく確認できない。単純な記載ミスだと思う。確認が取れれば修正したい」と話している。
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by deracine69 | 2007-09-07 03:04 | 政治  

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