<伊吹派>パーティー券収入記載漏れ 帳簿でも確認できず

9月8日3時4分配信 毎日新聞

 伊吹文明文部科学相の派閥の政治団体「志帥会」が05年に開催したパーティーで、収入の50万円が政治資金収支報告書に記載漏れになっている疑いがあることが7日、分かった。志帥会事務局は「会計帳簿でも確認できない」と説明しており、帳簿への記載も怠っていた疑いがある。

 パーティー券を購入したのは、政治団体「新政治問題研究会」(東京都千代田区、06年末に解散)。志帥会は、亀井静香衆院議員(現国民新党)が派閥の代表だった05年4月、東京都内で政治資金パーティー「めざせ 新しい日本」を開催。同研究会の05年収支報告書には、パーティー券購入費として2回にわたり計50万円を支出したことが記されている。金融機関が発行した「振り込み金受取証」も添付されていた。同研究会元代表者は「報告は正しく行っている」と話している。

 政治資金規正法は、1回のパーティーで、1団体に20万円を超すパーティー券を購入してもらった場合、主催者側は収支報告書に購入相手の名前と金額を記載するよう義務づけている。また会計帳簿にはすべてのパーティー券購入者と金額などを記載することも義務づけている。しかし志帥会の収支報告書には記載がなく、志帥会事務局によると、会計帳簿にも記載がないという。

 志帥会事務局は「パーティー券の販売は派閥に所属する国会議員が窓口になっている。国会議員から『20万円を超えた』と報告がなければ報告書に記載できない」と主張、事実関係についての具体的な説明は避けた。

 総務省政治資金課は「会計責任者が献金者を把握するのは当然のこと。規正法でも会計帳簿の作成が義務付けられている」としている。

 同研究会を巡っては、二階派の政治団体や森喜朗元首相の資金管理団体でも、計166万円分のパーティー券を購入してもらいながら、記載していなかったことが明らかになっている。【杉本修作】
[PR]

by deracine69 | 2007-09-08 03:04 | 政治  

<< <ポスター費過剰請求>岐阜知事... 僧侶も“決起”ミャンマーのデモ... >>