<北朝鮮水害>政府、緊急支援を見送り 拉致問題進展なく

9月8日3時4分配信 毎日新聞

 政府は7日、集中豪雨で被害を受けた北朝鮮に対し国連が国際社会に求めていた緊急支援(総額約16億円)を実施しない方針を固めた。5、6日にモンゴルのウランバートルで開かれた日朝国交正常化作業部会で拉致問題に進展が見られなかったことから、性急な支援は国民の理解を得られないと判断した。

 与謝野馨官房長官は4日の記者会見で「人道支援は政治的な困難を乗り越える場合も可能性としてはある」と指摘。拉致問題の進展なしには6カ国協議で合意した経済・エネルギー支援に応じないとの政府方針とは「やや独立して考えてもいい」と述べ、支援に前向きな考えを示していた。

 しかし、日朝作業部会で北朝鮮は、拉致問題について「解決済み」とした従来の姿勢を変えず、安倍晋三首相は6日「成果とは言えない」との認識を表明。外務省首脳は7日「人権問題を解決しなければ人道支援はできないと言ってきた。今回は緊急支援との指摘もあるが、国民感情を考えると(支援は)できない」と語った。【小山由宇】
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by deracine69 | 2007-09-08 03:08 | 政治  

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