「局面転換せねば」=けじめ強調、目潤ます-緊急会見で安倍首相

2007/09/12-18:58 時事通信

 「自らがけじめを付けることで、局面を打開しなければならない」。東京・永田町に辞意の衝撃が走った12日午後、安倍晋三首相は首相官邸で緊急の記者会見に臨み、辞任を決意した経緯を説明した。インド洋での海上自衛隊の給油活動継続に「職を賭す」と表明してからわずか3日。疲労の色は濃く、目には光るものがあった。

 安倍首相が官邸の会見室に姿を見せたのは午後2時。「本日、総理の職を辞するべきだと決意をした」と切り出した。「職に決してしがみつくものではない。一身をなげ打つ覚悟で全力で努力していくと考えてきた」と信条を述べた。

 「改革を進めていく」。その決意で参院選惨敗後も内閣改造を行ったことを説明したが、「今の状況で国民の支持、信頼の上において、力強く改革を進めるのは困難」と発言。「自らけじめを付けることで局面を転換しなければ」と述べると、苦渋の表情を浮かべた。 

 これまで「テロとの戦い」を強調してきた首相。「新たな総理の下で、戦いを継続していくことを目指すべきではないか」と話したが、目は潤み、言葉に力はなかった。

 民主党の小沢一郎代表には党首会談を断られていたという。テロ特措法延長問題について、「辞した方が環境ができるのではないか。私がいることで、残念ながら成立することにマイナスになっている」。会見は約20分間で終わった。(了)
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by deracine69 | 2007-09-12 18:58 | 政治  

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