安倍首相辞任 インド洋派遣の海自隊員 冷静受け止め

9月13日8時3分配信 産経新聞

 ■「新法、一日も早く」

 【ドバイ=加納宏幸】安倍晋三首相の辞任表明のニュースは12日午前(現地時間)、テロ対策特別措置法に基づきインド洋で活動している海上自衛隊の洋上補給部隊にも伝えられた。海自幹部によると、約330人の派遣隊員は平素と同様の作業を淡々と実施しているという。

 防衛省・自衛隊はすでに新法制定を見越し、1~2カ月程度、活動が中断されることを前提に部隊運用や物資調達に関するシミュレーションを開始している。安倍首相が「職を賭す」と発言し、臨時国会での活動継続に背水の陣で臨む決意を示していただけに、海上幕僚監部には動揺も広がっている。

 「安倍首相は進退を賭けるとまでおっしゃっていたので、今は茫然(ぼうぜん)自失の状態だ。新法案が一日も早く成立して、活動を継続できることを祈るだけだ」と、ある海自幹部はこう語った。

 防衛省・自衛隊は、安倍首相の辞任表明で政治の空転により新法案の成立が来年の通常国会にずれ込む事態を懸念している。このため、省内の落胆は大きく、高村正彦防衛相は12日午後、退陣表明の感想を問われ、「首相の考え方を解説する立場にはない。首相は首相のお考えで、国際公約を果たすために辞め、次の人に託した方がベターだと考えられたということでしょう」と語った。
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by deracine69 | 2007-09-13 08:03 | 政治  

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