与党で負ける大物議員がこれだけいるゾ!

9月13日10時1分配信 日刊ゲンダイ

 与党議員が共産党の方針変更に戦々恐々だ。8日の党中央委員会総会で、全選挙区での候補者擁立の断念を決めたのである。今後、共産党が候補者を立てる選挙区は130前後になる。「空白区」の共産票の多くは野党に流れるとみられる。少なくとも与党には行かない。

 野党票の“食い合い”で勝ってきた与党候補者がバタバタ落ちることになりそうだ。なにしろ、自公が歴史的勝利を収めた05年の郵政選挙でも、民主と共産の得票を足せば、与野党逆転した選挙区が約40もあったのである。

 これが前々回の衆院選(自公186議席)になるともっと悲惨だ。

 自民が勝った選挙区で、共産の得票数が民主に上乗せされると、逆転される選挙区は46あった。現職閣僚の町村信孝外相や伊吹文明文科相、大野松茂官房副長官もアウト。海部俊樹元首相を筆頭に、島村宜伸小坂憲次ら大臣経験者も議席を失い、安倍首相が頼る“お友達”の菅義偉選対総局長、下村博文前官房副長官も落選だ。

「公明党も深刻です。小選挙区選出の8議員は1人も勝ち残れない計算になる。太田昭宏代表や北側一雄幹事長、冬柴鉄三国交相の幹部メンバーはそろって討ち死にです」(選対関係者)

 共産票の上積みで、民主候補と2万票差以内の接戦に追い込まれる選挙区も46あった。赤信号がともるのは、スピード辞任の遠藤武彦前農相、政治資金疑惑を抱える長勢甚遠前法相、新大臣の岸田文雄など。武部勤元幹事長、野呂田芳成らベテラン組もヤバイ。大島理森国対委員長もピンチで、国会対策に専念できそうにないし、山崎拓元副総裁、森喜朗元首相も苦戦を強いられる。

「仮に共産党が全選挙区で擁立を見送れば、与党は現有の6割を超える150小選挙区を失う可能性も出てきます」(選対関係者)

 その結果、民主党が前回5勝66敗と惨敗を喫した東京、埼玉、千葉、神奈川では「オセロ現象」が起き、北海道、宮城、福島、長野、愛知、滋賀は民主独占の可能性もある。与党議員の大半は、自分の選挙区に共産候補が立つのを必死で祈っているのではないか。
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by deracine69 | 2007-09-13 10:01 | 政治  

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