首相、メルマガの“退陣メッセージ”冒頭は、いつもの「こんにちは、安倍晋三です」

09月13日(木) 11時55分 BNN 文:高塚智  

 いくらなんでも「こんにちは、安倍晋三です。内閣総理大臣の職を辞することを決意いたしました」は恥ずかしい。

 安倍晋三首相は昨日午後2時、首相官邸で開かれた会見で辞意を表明した。

 辞めて然るべき時(参院選惨敗)には辞めず、辞めてはならない時(参院本会議での所信表明演説直後)に辞めてしまっただけに、会見を聞いても、首相が辞任を決断した理由が「さっぱりわからない」と首を傾げた人は多かったはずだ。

 安倍首相は9月13日付の「安倍内閣メールマガジン」(第46号)でも、辞任を決断するに至った理由を説明している。タイトルは「改革、テロとの闘いを前に進めるために」。

 文中では「無責任と言われるかもしれません。しかし、国家のため、国民のみなさんのためには、私は、今、身を引くことが最善だと判断しました」と記し、理解を求めている。

 今後の成り行きに不透明感が増している海上自衛隊の給油活動継続問題には、「決断が先に延びることで困難が大きくなる、決断はなるべく早く行わなければならない、と判断いたしました」としているが、これもまた理解に苦しむ内容だ。

 このメルマガで呆れるのは、次なる最初のメッセージ。

 「こんにちは、安倍晋三です」

 メッセージは「内閣総理大臣の職を辞することを決意いたしました」と続くが、冒頭の「こんにちは、安倍晋三です」は、9月6日に送信された第45号と全く同じ内容である。

 国民(読者)に対する辞任説明の冒頭で「こんにちは、安倍晋三です」と記載するような感性の持ち主が再び登場しないことを願いたい。
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by deracine69 | 2007-09-13 11:55 | 政治  

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