純ちゃん「100%出ない」断言!迷走チルドレン小池氏擁立?

2007年09月14日 サンスポ

 安倍晋三首相(52)の辞意表明を受けて行われる自民党総裁選(23日投開票)をめぐり13日、平成17年の郵政総選挙で初当選した“小泉チルドレン”らが小泉純一郎前首相(65)の再登板を求めて署名集めに奔走した。夜までに前日比「+6」の37人分を集めたが、当の小泉氏は「100%出ない」と断言。迷走するチルドレンからは、独自候補擁立案まで飛び出した。


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 自民党の存亡危機に、当選の“恩人”を担ぎ出したと思ったら、夜にはコロリと「やっぱりムリ」と断念。小泉チルドレンよ! どこへ行く!?

 首相の辞任&入院ショックで揺れる東京・永田町の同党本部。13日午後の両院議員総会後、5階の一室に小泉人気の恩恵を受けて当選した小泉チルドレンら約20人の衆院議員らが集結した。

 片山さつき氏(48)や佐藤ゆかり氏(46)、猪口邦子氏(55)らの美女?軍団に加え、杉村太蔵氏(28)、牧原秀樹氏(36)…。「小泉前総裁の再登板を実現する有志の会」の会合だ。

 郵政選挙で“刺客”として激戦の東京10区を制した小池百合子前防衛相(55)も駆け付け「オペラが大好きな『小泉総理』を、アンコールの声でぜひもう一度、幕を上げよう」と盛り上げた。

 佐藤氏も「今は鉄の意志を持つ強いリーダーが必要」と力説。純ちゃん再登板を求める署名が12日から6人増となったことに「(小泉氏の)出馬否定が報じられても署名が増えたのは希望が持てる」と胸を張り、片山氏も「ぜひメークドラマを」と意気込んだ。

 しかし、「有志の会」の夕食会後に状況は一転。小泉氏はこの日、出馬を否定。さらに福田康夫元官房長官(71)が立候補の意向を表明した。佐藤氏は「小泉さんに代わる改革路線の方をきっちり選んでいく」とトーンダウン。小池氏も「改革を止めないよう、一致団結していきたい」と圧勝の郵政選挙で連呼したフレーズを披露するのが精一杯。片山氏は「福田さんは小泉内閣の番頭として評価できる」とまで明言し、「小泉さんは断念かも」と言い残し、夕食会を終えた。

 片山氏によると「あす(14日)、代表者が小泉さんに面会する」というが“あとの祭り”。さらに同会参加者からの候補者擁立については、「その方向も含めて検討する」(猪口氏)など、出席した議員らは否定も肯定もしなかった。

 同会参加者で実力、実績ともにナンバーワンは小池氏。となると“小泉チルドレン”が小池氏に出馬を要請し、“小池チルドレン”へと転身する可能性もある。

★森元首相に電話で語る

 渦中の小泉前首相は13日午前、森喜朗元首相(70)に電話し「おれは総裁選に100%出ない」と断言した。また同日朝には、再登板を求める自民党の若手議員らに対して「おれは出ない。ほかの人を探してくれ」と答えたという。

★早期の解散総選挙求める-民主党・鳩山幹事長

 民主党の鳩山由紀夫幹事長(60)は13日、退陣表明した安倍晋三首相の後継選出に関連し「民意は今、自民党政治ではないところにある。誰が首相になっても暫定的(首相)として、早く衆院解散・総選挙で信を問うべきだ」と強調した。都内で記者団に語った。

★与党は烏合の衆-中国紙が一面トップで報道

 13日付の中国各紙は、安倍晋三首相の辞任表明を1面トップで報道、日本の政治情勢について「政権与党は突然、烏合(うごう)の衆と化した」(環球時報)などと伝え、高い関心を示した。同紙は安倍首相の辞任理由について、あまりに突然すぎると疑問を示した上で、一部報道を引用する形で「脱税スキャンダルがあるためか」などと憶測。

 また週刊紙の国際先駆導報は「多くの日本人は突然の辞任に耳を疑った」と報じた。人民日報も「なぜ突然辞めたのか」との見出しで、首相の求心力低下や健康不安の可能性などを指摘した。

★ワシントン・ポスト紙、給油中断は「長期にわたる打撃」

 13日付の米紙ワシントン・ポスト社説は、安倍晋三首相の退陣表明に伴う政争が原因で、海上自衛隊によるインド洋での給油活動が中断することになれば、日本に対する米国や国際社会の信頼は「長期にわたる打撃」を被ると警告した。

 また同紙は国際面の一般記事では、安倍首相が7月末の参院選で惨敗して以来「政界の歩くしかばねだった」と指摘。支持率が30%を割り込んだため「文化人から『甘やかされた少年』と冷笑され、物笑いの種になった」と伝えた。
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by deracine69 | 2007-09-14 12:00 | 政治  

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