「後がないがけっぷち」 危機感募る自民新人議員

2007/09/13 23:11 産経新聞

 新しい総裁選びが本格化した13日の自民党。当選1回の新人議員たちも「後がないがけっぷち」と危機感を募らせる。突然の首相の退陣表明に今も戸惑いを見せながら、党の会合でも活発に発言した。

 自民党本部で午後3時すぎから開かれた衆参の両院議員総会。総裁選の日程について執行部側が「14日告示、19日の両院議員総会で選出」を提案したが、説明が終わると同時に議員らが一斉に挙手。「短すぎる」「もっと議論すべきだ」の声が上がった。

 新人も次々に発言。片山さつき衆院議員は立ち上がって「米大統領選のように十分なディベートの機会が与えられるように」。佐藤ゆかり衆院議員も「1週間では密室政治といわれる。複数の候補で十分な政策論争をすべきだ」と求めた。

 稲田朋美衆院議員は「緊急事態。早急に選ぶべきだ」と反対の意見。早く新総裁を決めるべきだと訴えた。

 総会後、土井亨衆院議員は「参院選後、解党的出直しが必要と思っていた。後がないがけっぷちという中で党が新しい総裁の下で責任を果たす必要がある」と話した。

 「安倍さんを応援していたので驚き、体の力が抜け涙が出てきた」と、いまだに困惑を隠しきれないのは井脇ノブ子衆院議員。「テロ対策特別措置法を処理した後に辞めればよかった。そこまで持たなかったのかな」と首相の病状を気遣った。

 上野賢一郎衆院議員は「解散への不安はあるが、解散うんぬんより自民党の危機をどうするか。対処できるリーダーを選ぶということに尽きる」と力を込めた。

 「ヤンキー先生」と呼ばれる義家弘介参院議員は「誰を支持するか」と問われ「誰が立候補するか分かっていない。政策が出ないと。人柄だけで判断するのは無責任だから」と淡々と話した。
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by deracine69 | 2007-09-13 23:11 | 政治  

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