<自民総裁選>福田氏、「話し合い解散」に再言及 来春か

9月17日3時4分配信 毎日新聞

 福田康夫元官房長官は16日のNHK番組で、首相に就任した場合の衆院解散・総選挙について「問題意識が共有できるなら、野党との話し合いもある」と述べ、野党との「話し合い解散」に応じる可能性に改めて言及した。福田氏は15日未明の民放番組で「予算は通さないといけない」と述べており、来年度予算成立が見込まれる春の解散を念頭に置いた発言との見方が与野党に出ている。

 福田氏は「解散は首相の特権であると言えるが、今は状況が違う。特権をフルに発揮できる状況かどうか」と述べ、参院で与野党が逆転した状況では首相判断のみで解散に踏み切るのは難しいとの認識を示した。福田氏は15日未明にも同趣旨の発言をしている。

 一方、民主党の鳩山由紀夫幹事長は16日のフジテレビ番組で「(予算成立前の解散は)国民の生活に響くという話も一理あると思う。民意にそむいても(首相への)問責(決議案提出)を強引にやって解散に追い込むつもりはない」と述べ、新政権樹立直後の問責決議案提出に慎重姿勢を示した。来年度予算成立後の解散に一定の理解を示したものとみられる。【近藤大介】

 【ことば】話し合い解散 衆院の解散時期は憲法上、内閣不信任決議案に対抗するケースを除き首相が決するが、岸信介首相が行った解散(58年4月25日)は「話し合い解散」と呼ばれている。保守合同、左右社会党統一という55年体制最初の衆院選となるため、岸氏と鈴木茂三郎社会党委員長の党首会談で解散が決定した。現在も2大政党が事実上政治的に合意する形で行う解散を行うことを指す。
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by deracine69 | 2007-09-17 03:04 | 政治  

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