<北京五輪>聖火、台湾通過せず 中台交渉が決裂

9月21日18時2分配信 毎日新聞

 【台北・庄司哲也】台湾行政院(内閣)体育委員会の楊忠和主任委員(閣僚)は21日、記者会見し、北京五輪聖火の台湾ルート問題について、中国側との協議が決裂したことを明らかにした。これにより聖火が台湾を通過しないことになった。

 北京五輪組織委員会が4月下旬に発表した聖火ルートでは、「ホーチミン(ベトナム)―台北―香港」のコースが示された。これに対し台湾側は「台湾を通るルートを中国側は『国内コース』と位置づけ、台湾を中国の一地区とみなしている」と反発し、受け入れ拒否を表明した。

 その後の協議で中国側が「台湾は海外ルート」とする考えを示し、いったんは歩み寄りもみられた。だが、合意直前になって聖火リレー中に台湾の「国旗、国章、国歌」を使用しないことを中国側が強く求めたため、結局、交渉は決裂した。

 楊主任委員は21日の会見で「8月下旬に共通認識を持つに至ったが、中国側が翻した。中国が圧力を加え、台湾の主権を矮小(わいしょう)化した」と非難した。

 一方、北京五輪への選手の参加について楊主任委員は「我々の権利であり、聖火と選手の参加は別問題」との認識を示し、台湾の選手を参加させる意向を示した。
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by deracine69 | 2007-09-21 18:02 | スポーツ  

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