「日雇い派遣、禁止して」連合会長が経済同友会に要望
9月21日20時28分配信 読売新聞連合の高木剛会長は21日、東京都内で開かれた経済同友会との懇談会で、労働条件の低さや安全面での問題が指摘されている日雇い派遣について、「日雇い型の派遣は禁止してもらわないといけない」と述べ、日雇い派遣制度の廃止に同意するよう訴えた。
高木会長は、雇用者数約5100万人の約3分の1がパートや派遣労働者などの「非正規雇用」となっている点について、「多様な働き方を否定するわけではないが、労働条件が低すぎる。期間の定めがない正規雇用が大原則」として、経営側に雇用の安定化を求めた。
これに対し、経済同友会の桜井正光代表幹事は、「非正規雇用に問題があるという認識は共通で、どう解決していくのか議論しているところだ」と述べたが、日雇い派遣の禁止には触れなかった。
by deracine69 | 2007-09-21 20:28 | 経済・企業