県内8氏が福田氏 挙党態勢求める声

2007/09/24 静岡新聞

f0013182_11525774.jpg 23日に行われた自民党総裁選で、県選出の同党国会議員(10人)のうち、少なくとも8人が福田康夫元官房長官に投票したことが静岡新聞社の取材で分かった。衆参のねじれという「異常事態」の中で、参院で第一党になった民主党との協議や国民との対話を訴えた福田氏の姿勢や安定感を、県内議員の多くが支持したとみられる。

 麻生太郎幹事長への投票を明言したのは斉藤斗志二氏(衆院東海比例)1人。柳沢伯夫氏(衆院3区)は、前回の総裁選で安倍晋三首相の選対本部長を務めたことから「(明言は)差し障りがある」として回答を避けた。両氏以外が福田氏への投票を明言した。

 福田新総裁に求める姿勢は「国民の声を聞き、期待にこたえることがすべて」(塩谷立氏)「安倍政権の反省点を踏まえ、国民に分かりやすく説明すべき」(片山さつき氏)「地方の声を聞くべき」(牧野京夫氏)など、参院選の敗北を教訓とした政策の実行を求める声が目立った。

 麻生氏の得票数については10人全員が「党内のバランス感覚が働いた」と分析。総裁選告示前から8派閥が福田氏支持を明確にしたが、柳沢氏らは「議員それぞれが派閥の次元とは異なる判断をした」と指摘し、「派閥の論理」が党内で浸透する時代ではないと強調した。

 麻生氏の処遇については、斉藤氏が「大事な点だ」と主要ポストでの処遇を主張し、福田氏支持の議員も多くが挙党態勢構築による党運営を求めた。

「派閥政治の象徴」 県内民主議員が対決姿勢

 自民党新総裁に福田康夫氏が選出された23日、県内選出の民主党国会議員は「派閥政治の象徴」と批判し、国会での論戦を通して解散総選挙に追い込む姿勢を見せた。

 「国会を無視した自民というコップの中の争い」と細野豪志氏(衆院5区)は揶揄(やゆ)し、「国民に国会審議を通して、(政権交代をにらんだ)選択肢を示す」と法案提出準備などを進める。田村謙治氏(衆院東海比例)は「首相が交代する今こそ、民意を問うための総選挙が必要」と訴えた。

 榛葉賀津也氏(参院静岡選挙区)は「自民の改革路線後退は総裁選でも明らか」と指摘し、「再開する国会を政策での勝負の場にしていく」と強調。藤本祐司氏(参院静岡選挙区)は年金やテロ特措法、政治とカネなどの問題を挙げて「情報開示を求めたり(党として)法案提出などを行って追及の姿勢を強めていく」と話した。
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by deracine69 | 2007-09-24 08:45 | 政治  

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