退陣、国民に陳謝=健康「最大の要因」、クーデター説否定-安倍首相

9月25日3時1分配信 時事通信

 安倍晋三首相は24日夕、入院先の都内の慶応大学病院で記者会見し、臨時国会冒頭の各党代表質問前に退陣を表明したことについて「最悪のタイミングになった。国政に支障を来し、国民の皆様に多大な迷惑をお掛けしたことを深くおわび申し上げる」と陳謝した。また、健康問題が辞任の「最大の要因」だったことを明かし、自民党の麻生太郎前幹事長らによる「クーデター」との見方を否定。退任後も国会議員として活動を続ける考えを示した。

 12日に退陣表明した首相は、13日から機能性胃腸症のため入院しており、それ以来公の場に姿を見せたのは初めて。唐突な退陣表明に対し、国民への謝罪がなく説明も不十分などと批判されたことを踏まえ、25日の内閣総辞職を前に改めて経緯を説明した。

 首相は会見で「この1カ月間、体調は悪化し続け、自らの意思を貫いていく基礎となる体力に限界を感じるに至った」と強調。辞任会見で自身の健康問題に触れなかったことについては「在職中に自らの体調について述べるべきではないと考え、あえて言及しなかったが、国民に真意が伝わらず、非常に申し訳ない」と謝罪した。首相は当初、海上自衛隊のインド洋での給油活動継続をめぐる小沢一郎民主党代表との党首会談を断られたことを、辞任理由としていた。

 また、麻生氏や与謝野馨官房長官が首相を辞任に追い込んだとするクーデター説に関し、「全く違う。そんな事実は存在しないとはっきり申し上げていい」と強く否定するとともに、「(辞任表明後の)事態収拾に麻生氏も与謝野氏もよくやってくれたと本当に感謝している」と述べた。




<安倍首相>姿弱々しく会見 危機管理に明確な説明なし
9月25日2時6分配信 毎日新聞

 ものものしい警備と対照的に、記者会見場に現れた安倍晋三首相は弱々しい姿だった。辞任表明の際、その最大の理由が体調だったことを伏せたが、24日の記者会見では「率直に話すべきだった」と反省の弁を口にした。容体が悪かったにもかかわらず臨時代理を置かなかった安倍首相。大災害やテロがあった時、きちんと指揮を取れたのか。最後まで明確な説明はなく、専門家からは批判の声が上がっている。【日下部聡】

 「時間は約10分」「会見場に入れるのは1報道機関あたり2人」。安倍首相が入院する慶応大学大学病院(東京都新宿区)で開かれた会見は、厳しい条件付きだった。チェックを受けた記者は、SPや官邸職員に囲まれて会見場に移動。通りかかった看護師らが驚いたような視線を向けた。

 「在職中に自らの体調について述べるべきでないと思っておりましたので、あえて言及しませんでした」「結果として国民の皆さんに私の真意が正確に伝わらず、非常に申し訳なく思っております」

 手元のノートに書かれた原稿に目を落としながら言葉を継ぐ。辞任表明の時期については「所信表明の直後で、最悪のタイミングになってしまった」と謝罪を重ねた。

 臨時代理について、与謝野馨官房長官はこれまで、「どうしても首相官邸に戻らなければならない危機が起きた場合には、(病院との)距離は5分ぐらい」と説明してきた。この日、会見場の隅のいすに座った与謝野長官は、眉間にしわをよせて視線を落としたまま、微動だにしなかった。

 臨時代理の不在を問われた安倍首相の答えは「法律にのっとって、職務の上で支障を来すかどうかという判断の上に、今回は臨時代理を置かなかったということになりました」。だが自身の主体的な判断だったのかどうか、何を判断基準にしたのかについては言及しなかった。

 「だんだん食事もできるようになりましたので、1日も早く退院できるようにと思っております」。今後について問われ、第一に挙げたのは健康回復だった。


「改めて深くおわび」安倍首相、都内の病院で陳謝の会見
9月24日22時9分配信 読売新聞

 安倍首相は24日夕、入院先の東京・信濃町の慶応大学病院で記者会見し、退陣を決断した最大の理由は「体調の悪化だった」ことを明らかにした。

 そのうえで、「辞意表明が国会冒頭で、特に所信表明演説の直後という最悪のタイミングになった。国政に支障を来し、国民に多大な迷惑をかけたことを改めて深くおわびする」と陳謝した。

 首相は、突然の退陣を表明した翌日の13日に「機能性胃腸症」と診断されて入院して以降、初めて公の場に姿を見せた。

 辞任の決断について、「この一か月間、体調は悪化し続け、自らの意志を貫くための基礎となる体力に限界を感じるに至った。もはや首相としての責任を全うし続けられないと決断し、辞任表明に至った」と述べた。


安倍首相会見要旨「深くおわび」 “クーデター説”は否定
9月24日19時25分配信 産経新聞

 安倍晋三首相が24日行った会見の要旨は以下の通り。

 【国民へのおわび】首相の職を辞する前に、どうしても一言、国民におわびを述べたい。私の辞意表明が国会冒頭の、非常に重要な時期、特に所信表明の直後という最悪のタイミングになってしまった。このため国会は停滞し、国政に支障をきたし、多大な迷惑をかけたことに改めて深くおわび申し上げる。辞任を決意した最大の要因について触れなかったことで、国民に私の真意が正確に伝わらず、非常に申し訳なかった。(小沢一郎民主党代表に会談を申し入れた段階では)辞任する決意を固めていた。

 【体調の説明】この1カ月間、体調は悪化し続け、ついに自らの意志を貫いていくための基礎となる体力に限界を感じた。このままでは首相としての責任を全うし続けることはできないと考え、辞任表明に至った。首相は在職中に自らの体調について述べるべきでないと考えていたので、12日の会見では体調の変化には言及しなかった。段々食事もできるようになったので、1日も早く退院できるようにと思っているし、25日の首相指名選挙には行きたいと思っている。

 【今後の活動】(自民党の)福田康夫新総裁に心よりお祝いを申し上げる。新たな首相の下で国民のための政策が力強く進められるものと信じている。福田新総裁は安定感のある政策に通じた方だ。福田総裁のもとに一致結束していくことが大切だ。私も1人の国会議員として引き続き、力を尽くしていきたい。去っていく前総裁が誰に(総裁選で投票した)と言うべきではない。

 【クーデター説】麻生氏には辞意ということでなく、「最近少し体調が思わしくない」と話したことはある。巷間(こうかん)言われているようなクーデター説ということはまったく違う。そんな事実は存在しない。麻生太郎幹事長、与謝野馨官房長官の2人をはじめとする政府・与党のみなさんには最後の最後まで、私を力強く支えていただいたことに対し、深く感謝している。(首相が「麻生氏にだまされた」と発言したとされた問題に関しては)そういう事実はまったくない。


<安倍首相>病中会見 辞任は「最悪のタイミング」と陳謝
9月24日18時1分配信 毎日新聞

 安倍晋三首相は24日夕、入院先の東京都新宿区の慶応大病院で記者会見し、辞任の理由について「この1カ月間、体調は悪化し続け、意志を貫いていくための基礎となる体力に限界を感じた。首相としての責任を全うし続けることはできないと決断した」と説明し、健康問題だと初めて明らかにした。同時に「辞意表明が所信表明演説の直後という最悪のタイミングで、国会は停滞し、国政に支障を来した」と国民に謝罪した。

 首相は12日の辞任表明の翌日から機能性胃腸障害のため同病院に入院。入院後に公の場で発言するのは初めて。

 辞任表明会見では辞任理由について健康問題に触れず、与謝野馨官房長官が事後的に説明していた。首相は「内閣総理大臣は在職中に自らの体調について述べるべきではないと考えていた」と釈明。ただ、その判断については「結果として国民の皆さんに真意が伝わらず、非常に申し訳なく思っている。率直にお話をするべきだった」と語った。

 自民党の麻生太郎前幹事長らが首相を退陣に追い込んだという見方に対しては「言われているような『クーデター説』とかは全く違う。そんな事実は存在しないとはっきり申し上げていい」と否定した。

 首相は内閣総辞職を決める25日の閣議や、同日、首相指名選挙を行う衆院本会議に出席する。【中田卓二】


安倍首相が会見で陳謝「国民に多大な迷惑をかけた」9月24日17時31分配信 産経新聞

 安倍晋三首相は24日、東京・信濃町の慶応大学病院で入院以来初めて記者会見し、自らの辞任表明について「(臨時)国会の冒頭、所信表明直後の最悪のタイミングとなり、何より国民に多大な迷惑をかけたことを改めておわびしたい」と陳謝した。辞任理由については「体調が悪化し続け、体力に限界を感じ、首相の責任を全うすることができないと決断し、辞任表明となった」述べた。

 12日の辞任会見で、自らの体調に言及しなかった理由に関しては、「首相は在職中に自らの体調について述べるべきではないと考えていた。しかし、辞任の最大の要因である健康状態について率直に話すべきだった」と述べた。

 一方、福田康夫元官房長官が新たに自民党総裁に選出されたことについては「心からお祝いを申し上げたい。新総裁の下に一致団結していくことが大切だ」と語った。

 首相が辞任表明するに至った経緯について、一部で自民党の麻生太郎前幹事長らによる「クーデター説」がささやかれた問題に対しては「全く違う。そんな事実はない」と否定した。
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by deracine69 | 2007-09-25 03:01 | 政治  

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