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ミャンマーデモ、治安当局が僧侶らを殴打・騒乱状態に

9月26日 15:18 日本経済新聞

 【バンコク=三河正久】軍事政権に対する僧侶らの抗議デモが続くミャンマー最大都市ヤンゴンで現地時間26日正午(日本時間午後2時半)過ぎ、市内中心部の仏塔寺院シュエダゴン・パゴダに集まった約1000人の僧侶や学生らに対し、治安当局が暴行を加え始めた。僧侶ら少なくとも約30人が拘束され、囚人を運ぶトラックに詰め込まれ、連れ去られている。周囲にいる群衆がこれに抵抗し、騒乱状態となっている。

 攻撃を加えたのは約200人の機動隊や兵士。同パゴダの東門にデモ参加のために集まった僧侶を警棒などで殴打、群衆に向けて催涙ガス弾十数も発射した。周囲には数百人の市民が集まっており、僧侶らを守ろうと兵士らともみ合っているほか、投石するなどで応酬している。




デモに実力行使=治安部隊が警棒で殴打-ヤンゴン最大の仏塔周辺・ミャンマー
9月26日 15時22分 時事通信

 【バンコク26日時事】ミャンマー治安当局は26日、軍事政権による燃料費の大幅値上げなどに抗議するため、旧首都ヤンゴンの最大の仏塔シュエダゴン・パゴダ周辺に集まった市民らを警棒で殴打し、デモを阻止した。僧侶や市民は現場から逃走した。けが人が出たかどうかなどは不明。軍政が実力行使に出たことで、事態は緊迫した。

 目撃者によると、治安部隊は集会参加者に向かって突進し、市民らを警棒で殴ったという。

 軍政は5人以上の集会を行わないよう市民らに警告するとともに、治安部隊員をヤンゴン市内に大量に配置。しかし、僧侶や市民は軍政の警告を無視し、パゴダ周辺に集まっていた。

 治安当局はシュエダゴン・パゴダの入り口や道路などを封鎖し、僧侶らの立ち入りを阻止した。パゴダの敷地内にいた僧侶らは外に出られなくなっている。

 軍政は24日、僧侶や市民に抗議活動に加わらないよう命じるとともに、25日夜にはヤンゴンと同国第2の都市マンダレーに夜間外出禁止令を発令していた。


ミャンマー、当局がデモの僧侶を殴打・一部拘束も
9月26日 14:54 日本経済新聞

 【バンコク=三河正久】軍事政権に対する僧侶らの抗議デモが続くミャンマー最大都市ヤンゴンで現地時間26日正午(日本時間午後2時半)ころ、仏塔寺院シュエダゴン・パゴダに集まった約1000人の僧侶に対し、治安当局が暴行を加え始めた。僧侶ら約30人が拘束され、囚人を運ぶトラックで、連れ去られている。周囲にいる群衆がこれに抵抗し、騒乱状態となっている。

 攻撃を加えたのは約200人の機動隊・兵士。同パゴダの東門にデモ参加のために集まった僧侶を警棒などで殴り、拘束している。銃器などは使われていないもよう。周囲には数百人の市民が集まっており、僧侶らを守ろうと兵士らともみ合っている。

by deracine69 | 2007-09-26 15:18 | アジア・大洋州  

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