石破防衛相、自衛隊のアフガン派兵に慎重
9月28日12時43分配信 産経新聞石破茂防衛相は28日の記者会見で、民主党内にテロ対策特別措置法延長への対案としてアフガニスタンで展開する国際治安支援部隊(ISAF)への後方支援を模索する動きがあることについて「法的に可能で、(派遣)要請があったとしても、地域状況や安全性の確認など相当に綿密な作業が必要だ」と述べ、慎重な姿勢を示した。
石破氏は後方支援の一例として航空自衛隊の輸送機や陸上自衛隊のヘリによる輸送活動を挙げたが、「イラクに陸自や空自を出したときも綿密かつ膨大な作業の上で決定した。全部を吟味した上でなければ軽々に答えられない」と語った。
ISAFは北大西洋条約機構(NATO)が主導してアフガン全土で治安活動を実施。民主党の小沢一郎代表はテロ特措法に基づく海上自衛隊によるインド洋での補給活動について、明示的な国連安保理決議の根拠がないと反対する一方、ISAFについては、国連安保理決議に基づき活動していることを評価している。
by deracine69 | 2007-09-28 12:43 | 政治