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ミャンマーでの日本人死亡で、真相究明求める=官房長官

9月28日13時50分配信 ロイター
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 [東京 28日 ロイター] 町村信孝官房長官は28日、閣議後の会見で、ミャンマーの反政府デモに対し軍事政権治安部隊が27日に発砲し、日本人カメラマンの長井健司さん(50)が死亡した事件について、「真相の究明をまず(ミャンマー政府に)求めていく」とした。

 その上で「ミャンマーに対する制裁については国連安全保障理事会でどのような話になっていくかしっかり見極めたい。援助については円借款は出してないが、無償資金協力を通じて人道援助は行っている。このあり方については真相の究明を見極めながら政府で考えていきたい。今ただちに無償資金協力をやめるという結論にはなっていない」と述べた。
 官房長官は日本としての対応について「国際的な動きを踏まえながらしっかりと対応したい」とした。

 現在北京で開かれている北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の場で、外務省幹部がミャンマーの問題について中国政府関係者と話し合ったことについて、官房長官は「こうした事態を冷静に解決していく必要があり、武力的な弾圧は好ましくないということでは一致しているようなので、中国もそうした働きかけをしていくと理解している。長い目でみて、日本は早く民主的なプロセスに入るべきだと申し上げてきたが、そこのところは中国とは少し違っていたようだ。今の状況については意見が一致している」と語った。

by deracine69 | 2007-09-28 13:50 | 政治  

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