藪中審議官、軍政幹部に長井さん遺品のビデオ返却要求

10月2日13時59分配信 読売新聞

 【バンコク=田原徳容】ミャンマー訪問中の藪中三十二(みとじ)外務審議官(政務担当)は、新首都ネピドーで1日行った軍事政権幹部との会談で、映像ジャーナリスト、長井健司さん(50)が反政府デモを取材中に射殺された事件の真相究明と、長井さんが銃撃された際手にしていたビデオカメラの返還を要請した。

 これに対し、軍政側は、「デモの中にいたため不幸にも起こった事件」「日本人だから故意に撃ったのではない」などと偶発性を強調した。

 藪中審議官はまた、拘束者の釈放などを強く求めるとともに、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんとの面会も要請した。




<ミャンマー>藪中外務審議官が情報相、副外相らと会談
10月2日11時50分配信 毎日新聞

 ミャンマーを訪問中の藪中外務審議官は1日、新首都ネピドーで軍事政権のチョーサン情報相、マウンミン副外相らと会談した。ヤンゴンでジャーナリスト、長井健司さん(50)が射殺された事件の真相究明と、関係者の厳正処分を求めた。ミャンマー幹部側は「混乱の中で起きた偶発的事件」と強調した。


藪中氏がビデオ返却要求 ミャンマーン情報相「偶発的事件」
10月2日10時56分配信 産経新聞

 映像ジャーナリストの長井健司さんがミャンマーの反政府デモを取材中に射殺された事件で、ミャンマー軍事政権は1日、同国を訪問中の藪中三十二外務審議官との会談で、「デモを解散させるための行動の中で起きた偶発的な事件だった」と遺憾の意を表明、反政府デモを武力鎮圧したことについては「治安当局の対応は最低限の活動だった」などと釈明した。

 首都ネピドーで藪中審議官と会談したのはチョー・サン情報相、マウン・ミン副外相ら。一連の会談で藪中審議官は、長井さんの銃撃事件の真相究明のほか、長井さんが最後まで持っていたビデオカメラの返却を要求。軍政側は「長井さんは観光ビザで入国し取材活動を行い、デモの中にいたため不幸にも起きた」とした上で、「混乱の中での事件であることを理解してほしい」と釈明、カメラについては「関係当局に連絡する」とした。

 藪中審議官はまた、東京新聞のミャンマー人通信員を含む拘束者の釈放などを求めたほか、最大都市ヤンゴンで軟禁中の民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさんとの面会を要請した。

 一方、長井さんと契約していたAPF通信の山路徹社長は2日、ヤンゴン中心部のスーレ・パゴダ(仏塔)付近にある長井さんが銃撃された現場を訪れ、献花を行う。

 また、軍政側と民主化勢力の調停を続けるガンバリ国連事務総長特別顧問は2日、ネピドーで軍政トップのタン・シュエ国家平和発展評議会(SPDC)議長と会談する予定。スー・チーさんと先月30日に面会した内容などを伝え、対話による解決を促す見通しだ。(バンコク 藤本欣也)


藪中外務審議官、ミャンマー軍政幹部と会談
10月2日3時7分配信 読売新聞

 【バンコク=田原徳容】ミャンマーで軍事政権による反政府デモ弾圧を取材中の映像ジャーナリスト、長井健司さん(50)が射殺された事件を受け、同国を訪問中の藪中三十二外務審議官(政務担当)は1日、新首都ネピドー入りし、軍政筋によると、外務副大臣ら閣僚級数人と会談した。

 藪中審議官は、事件の真相究明を強く求めるとともに、民主化勢力との対話など国際社会の要望を伝えたとみられる。

 藪中審議官は、銃撃の瞬間を伝えるビデオ映像が存在することなどを踏まえ、銃撃に至った経緯説明のほか、事件関係者の厳正な処分を要求。さらに、長井さんが銃撃された際に手にしていたビデオカメラの即時返還も求めた模様だ。


取材カメラの返却要求=軍政幹部に外務審議官-ミャンマー
10月2日1時2分配信 時事通信

 ミャンマー訪問中の外務省の藪中三十二外務審議官は1日、同国中部の新首都ネピドーでマウン・ミン外務副大臣ら軍事政権幹部と相次いで会談した。藪中氏はこの中で、旧首都ヤンゴンで取材中に治安部隊に銃撃され、死亡したジャーナリスト長井健司さん(50)の事件について、真相究明が必要であると強調するとともに、撮影に使っていたビデオカメラの返却を要求した。

 これに対し、同副大臣は「長井氏は観光査証で入国して取材活動を行っていた」とした上で、「混乱の中で起きた」偶発的事件と指摘。「故人が最後まで持っていたカメラを手に入れたいとの遺族の気持ちは理解する」と述べ、関係当局に連絡すると説明した。

 拘束されている東京新聞現地通信員の身柄に関しては、釈放に向けて努力しているが、現在協議中で直ちに回答できないと語った。


藪中外務審議官、軍幹部と会談で抗議へ ミャンマー
10月1日21時41分配信 産経新聞

 【バンコク=藤本欣也】映像ジャーナリストの長井健司さんがミャンマーの反政府デモを取材中に射殺された事件で、同国を訪問中の藪中三十二外務審議官は1日、最大都市ヤンゴンから首都ネピドーに移動した。同日中に外務省高官らと会談、事件について強く抗議し真相究明などを要求する予定だ。

 一方、フランス通信(AFP)によると、調停外交を続けている国連のガンバリ事務総長特別顧問と軍政トップ、タン・シュエ国家平和発展評議会(SPDC)議長の会談はこの日も実現せず、2日に開かれることになったという。

 ヤンゴンからの情報によると、軍政当局は1日、市内のシュエダゴン・パゴダ(仏塔)やスーレ・パゴダの封鎖を解除。治安部隊が武力鎮圧を始めた先月26日以降、休業していた学校や商店の一部も再開し、路線バスも部分的に運行し始めるなど、市民生活はデモ以前の状態に戻りつつある。一部僧院では僧侶の托鉢(たくはつ)も認められている。

 ただ、通りや要所には治安部隊が展開し、ヘリコプターも上空から監視に当たっており、反政府デモは1日も封じ込められた。インターネットは依然として接続できない状況が続いている。

 AFPはこの1週間で、僧侶1000人以上、一般住民や学生ら3~400人が拘束されたとの情報を伝えている。

 一方、9月30日にヤンゴンで、軟禁中の民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさんと面会したガンバリ特別顧問は同日中にネピドーに戻り、面会に消極的なタン・シュエ議長との会談の可能性を探ってきた。

 ロイター通信によると、駐ミャンマーの中国大使館が仲介に当たってきたという。外交筋は議長の消極的姿勢の背景について、「武力鎮圧を非難する国際社会に対する軍政側の不満を表したいのではないか」との見方を示した。



 町村信孝官房長官は1日の記者会見で、長井健司さんが所持していたビデオカメラが返却されていないことについて、「ミャンマー側はすべての遺留品を返還したと述べているが、確認を求めている」と述べた。藪中三十二外務審議官からもミャンマー側に返却を強く要請する、との考えを示した。

 また、ミャンマー側医師の「検視結果」を公表。「20センチ以内から撃たれた場合に見られる銃口からの炎によるやけどの跡も、1メートル以内からだと皮膚に付着するとされる火薬の粒子もなかった」として、至近距離から撃たれていないことを示唆していたという。遺体は日本に搬送した後、改めて検視する方針という。

 外務省は1日、高村正彦外相や渥美千尋南部アジア部長ら出席のうえミャンマー情勢に関する連絡会議を開き、ミャンマー政府に真相解明を求める方針を確認した。


「カメラ返却と処罰、要求を」=APF社長、外務審議官に依頼-ミャンマー
10月1日17時1分配信 時事通信

 【バンコク1日時事】ミャンマーで治安部隊の銃撃を受け死亡したジャーナリスト長井健司さん(50)が契約していたニュースプロダクションAPF通信社の山路徹社長(46)は1日、旧首都ヤンゴン市内のホテルで藪中三十二外務審議官と面会し、長井さんが撮影に使っていたビデオカメラの返却などを同国政府に求めるよう依頼した。

 藪中氏はこの日、同国中部の首都ネピドーでの軍事政権幹部との会談に先立ち、山路社長と約30分にわたって面会。藪中氏は「今回の事件は非常に残念でならない。ミャンマー政府に対し、真相究明を求めたい」と話した。

 山路社長は「長井さんが銃撃された際に手にしていたビデオカメラとビデオテープの返却、犯人への損害賠償と刑事処罰を外務省からミャンマー政府に強く求めてほしい」と藪中氏に要請した。


ミャンマー・デモ弾圧 長井さん死亡 強く抗議へ 藪中審議官、政権幹部と会談
10月1日16時46分配信 産経新聞

 【バンコク=藤本欣也】映像ジャーナリストの長井健司さんが先月27日、ミャンマーの反政府デモを取材中に射殺された事件で、同国を訪問している外務省の藪中三十二外務審議官は1日、最大都市ヤンゴンから首都ネピドーに移動し、軍事政権幹部らと会談する。

 当初、長井さんは流れ弾を受けて死亡したとされていたが、治安部隊員に至近距離から銃撃されたことを示す映像があることから、藪中審議官は事件について強く抗議するとともに、真相究明と関係者の処分、邦人保護の徹底を求める。

 ネピドーでは外務副大臣と会談するほか、マウン・ウ内相らとの会談も要請中で、藪中審議官は2日に帰国する予定。

 一方、9月30日にヤンゴンで、軟禁中の民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさんと面会したガンバリ国連事務総長特別顧問は同日中にネピドーに戻った。ガンバリ特別顧問は1日、軍政当局と再会談するが、国連側は軍政トップ、タン・シュエ国家平和発展評議会(SPDC)議長との会談を求めている。

 これに関連し、東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国のシンガポール政府は1日、リー・シェンロン同国首相が先月29日にタン・シュエ議長に手紙を出し、ガンバリ特別顧問に協力するよう要請するとともに、スー・チーさんを含むすべての政治犯の釈放を求めたことを明らかにした。


長井さん銃撃で強く抗議へ 藪中外務審議官、軍政幹部と会談 
10月1日11時17分配信 産経新聞

 【バンコク=藤本欣也】映像ジャーナリストの長井健司さんが先月27日、ミャンマーの反政府デモを取材中に射殺された事件で、同国を訪問している外務省の藪中三十二外務審議官は1日、最大都市ヤンゴンから首都ネピドーに移動し、軍事政権幹部らと会談する。

 当初、長井さんは流れ弾を受けて死亡したとされていたが、治安部隊員に至近距離から銃撃されたことを示す映像があることから、藪中審議官は事件について強く抗議するとともに、真相究明と関係者の処分、邦人保護の徹底を求める。

 ネピドーでは外務副大臣と会談するほか、マウン・ウ内相らとの会談も要請中で、藪中審議官は2日に帰国する予定。

 一方、9月30日にヤンゴンで、軟禁中の民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさんと面会したガンバリ国連事務総長特別顧問は同日中にネピドーに戻った。ガンバリ特別顧問は1日、軍政当局と再会談するが、国連側は軍政トップ、タン・シュエ国家平和発展評議会(SPDC)議長との会談を求めている。

 これに関連し、東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国のシンガポール政府は1日、リー・シェンロン同国首相が先月29日にタン・シュエ議長に手紙を出し、ガンバリ特別顧問に協力するよう要請するとともに、スー・チーさんを含むすべての政治犯の釈放を求めたことを明らかにした。


外務審議官、軍政幹部と会談へ=邦人死亡で抗議-ミャンマー
10月1日11時1分配信 時事通信

 【バンコク1日時事】ミャンマーを訪問中の外務省の藪中三十二外務審議官(政治担当)は1日、同国中部の首都ネピドーを訪れ軍事政権幹部と会談する。藪中氏は旧首都ヤンゴンでジャーナリスト長井健司さん(50)が治安部隊員に銃撃され、死亡した事件について軍政側に抗議するとともに、事件の真相究明を求める。


外務審議官、日本人ジャーナリスト射殺事件の解明求めミャンマーへ
9月30日16時8分配信 ロイター

f0013182_1455651.jpg [東京 30日 ロイター] 外務省の藪中三十二外務審議官が30日、ミャンマーで取材を行っていた日本人ビデオジャーナリストが銃撃され死亡した事件を受け、同国当局に事件の全容解明を求めるため、成田空港からミャンマーに向けて出発した。

 日本人ビデオジャーナリストの長井健司さんは27日、ミャンマーの軍事政権による反政府デモ鎮圧を取材中、兵士に至近距離から銃で撃たれ死亡したとみられている。

 藪中審議官は空港で記者団に対し、ミャンマー訪問の目的について、事件の徹底した調査と現地邦人の安全確保を求めることに加え、民主化運動に対して武力でなく対話の使用を求める国際社会の声を届けることだと述べた。

 一方、共同通信は29日、ミャンマーのニャン・ウィン外相が28日にニューヨークの国連本部で高村正彦外相と会談した際に同事件について謝罪したと報じた。
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by deracine69 | 2007-10-02 13:59 | 政治  

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