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ミャンマー 国連特使、タンシュエ議長と会談 訪問終了

10月3日10時17分配信 毎日新聞

ミャンマー 国連特使、タンシュエ議長と会談 訪問終了_f0013182_11378.jpg2日、ミャンマーの旧首都ヤンゴンで国連のガンバリ特使(左)と会談する民主化運動指導者アウンサンスーチーさん=国連ヤンゴン事務所提供

 【バンコク井田純】ミャンマーを訪問中の国連のガンバリ事務総長特別顧問(特使)は2日、首都ネピドーで軍事政権トップのタンシュエ国家平和発展評議会議長と会談した。武力によるデモ弾圧をやめ、軟禁中の民主化運動の指導者アウンサンスーチーさんらの解放を促したとみられるが、詳細は不明。同特使は同日、スーチーさんとも2度目の会談を行い、訪問を終了、空路ヤンゴンを後にした。

 一方、最大都市のヤンゴンでは、弾圧で先月末から拘束されている僧侶らの健康状態への懸念が高まっている。AFP通信が、軍事政権筋の話として伝えたところによると、ヤンゴン北西部にある大学内の倉庫には、約1700人が拘束されており、僧侶ら500人以上がハンガーストライキをしているという。また、国連は、この場所から少なくとも1000人が別の場所に移送されたことを確認している。国連や支援団体は、劣悪な衛生状態など拘置環境を危惧(きぐ)している。

 民主化団体などによると、ヤンゴン市内に4カ所の拘置施設が確認されている。ノルウェーに本拠を置く「ビルマ民主の声」は、約6000人が拘束中で、一連のデモ弾圧による死者は138人に上ると伝えている。

 軍事政権は2日、ヤンゴンで、午後9時から午前5時までだった夜間外出禁止令を午後10時から午前4時までに2時間短縮すると発表した。



ガンバリ氏とスー・チーさん
9月30日21時57分配信 時事通信
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旧首都ヤンゴン市内の政府施設で民主化運動指導者のアウン・サン・スー・チーさんと面会した国連のガンバリ事務総長特別顧問。面会内容は不明だが、健康状態などを確認したとみられる(資料写真=昨年11月11日)(AFP=時事)

by deracine69 | 2007-10-03 10:17 | アジア・大洋州  

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