沖縄県知事が文科相と面会、教科書検定意見の撤回要請

10月3日12時49分配信 読売新聞

 来春から使用される高校日本史の教科書検定で、沖縄戦の集団自決に「日本軍の強制があった」とする記述が削除された問題で、沖縄県の仲井真弘多知事や仲里利信県議会議長らは3日、渡海文部科学相や江田参院議長らと面会し、検定意見の撤回を強く要請した。

 渡海文科相を訪れた仲井真知事らは、先月29日の沖縄県民大会の「集団自決が軍の関与なしに起こり得なかったことを伝えるのは我々の責務」とする決議文を読み上げ、「県民の総意を受け止めていただきたい」と訴えた。

 これに対し、渡海文科相は「関係者で知恵を出しあい、皆さんの気持ちをどうしたら反映できるか考えたい」と述べた。文科相との面会後、仲井真知事は「沖縄の声をくみ取ろうとする気持ちは評価したい」と話した。




<教科書検定>沖縄知事が「軍強制」復活要求 文科相と会談
10月3日12時41分配信 毎日新聞

 沖縄戦の住民集団自決で「日本軍の強制があった」とする記述が教科書検定で削除された問題で、沖縄県の仲井真弘多知事は3日午前、東京都千代田区の文部科学省を訪れ、渡海紀三朗文科相と会談した。仲井真知事は強制の記述削除を求めた検定意見の撤回と記述の復活を求める要請書を提出した。検定問題で、文科相が同県関係者と会うのは初めて。

 会談の終了後、仲井真知事は記者団に「戦争のキズが癒えていない(沖縄県の)デリケートな部分をくみ取る(政府の)姿勢は高く評価したい。きちんと解決に向けてまとめていただきたい」と述べた。

 この日、仲井真知事は、先月29日に約11万人(主催者発表)が集まった県民大会で、実行委員会委員長を務めた仲里利信・県議会議長、同副委員長の小渡ハル子・県婦人連合会会長らとともに渡海文科相と会談した。

 冒頭、仲里県議会議長が「(集団自決は)日本軍の関与なしに起こり得なかったことは事実であり、体験者による証言を否定し歪曲(わいきょく)しようとするものだ。国内唯一の地上戦を体験した県民にとってもとうてい容認できない」と県民大会の決議文を読み上げた。

 仲井真知事らはこれに先立ち、国会内で江田五月参院議長と面会。検定意見の撤回と、記述の復活を求める決議を手渡した。【高山純二】


沖縄県知事が文科相に「沖縄戦集団自決」撤回要請
10月3日12時34分配信 産経新聞

 高校日本史の教科書検定意見で沖縄戦の「集団自決」に日本軍の命令、強制の記述を修正させた問題について、沖縄県の仲井真弘多知事らが3日、文部科学省を訪問、渡海紀三朗文部科学相に、検定意見の撤回、記述回復を求めた9月29日の県民大会の決議文を手渡した。

 渡海文科相は「検定制度への政治介入は避けなければならないが、皆さんの心をどう反映するか検討してきた」と述べるにとどまり、明確な回答はなかった。

 訪問後、仲井真知事は「地域の意見には耳を傾けてもらった」として記述回復を期待した。

 渡海文科相は2日に「教科書会社から訂正申請があれば真(しん)摯(し)に対応する」と述べ、教科書の書き換え要望に応じてこなかったこれまでの方針を転換することを示唆している。


沖縄知事らが文科相と面会=意見撤回要請-集団自決の軍強制削除で・教科書検定
10月3日12時34分配信 時事通信

 高校日本史の教科書検定で沖縄戦の集団自決に日本軍の強制があったとする記述が削除された問題で、沖縄県の仲井真弘多知事らが3日、渡海紀三朗文部科学相と同省で面会し、検定意見の撤回と削除された記述の復活を要請した。

 この問題で、文科相が同県関係者と直接会うのは初めて。同席した仲里利信県会議長が「沖縄県民137万人の総意を受け止めてほしい」と述べ、先月29日の沖縄県民大会で採択された決議文を文科相に手渡した。知事も要請文を手渡し「よろしくお願いします」と頭を下げた。

 文科相は「大変重く受け止める。検定制度に政治介入があってはならないが、皆さんの気持ちを反映させるよう関係者で知恵を出したい」と述べた。
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by deracine69 | 2007-10-03 12:49 | 政治  

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