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ガソリン価格7週間ぶり上昇、前週比0・6円高の144円

10月3日19時31分配信 読売新聞

 石油情報センターが3日発表した全国のレギュラーガソリンの平均店頭価格(1日現在、1リットルあたり)は、前週比0・6円高の144・0円と7週間ぶりに上昇した。

 石油元売り各社が、10月出荷分のガソリンなど石油製品の卸価格を1リットルあたり2・2~4円程度引き上げ、1日から店頭価格を値上げするガソリンスタンドが相次いだため。

 石油情報センターは「今後も値上がりが続くだろう」と予測しており、8月中旬に記録した最高値145・4円を10月中に更新する可能性が強まっている。




<ガソリン値上げ>セルフスタンドでも140円突破 首都圏
10月3日19時10分配信 毎日新聞

 全国のスタンドでガソリン価格が続々と値上がりしている。首都圏ではレギュラーガソリンで1リットルあたり前月末に比べ4円前後上乗せするスタンドが広がり始め、激戦区のセルフスタンドでも140円を突破している。原油価格高騰で、石油元売り各社が10月1日以降出荷分の石油製品の卸値を引き上げたためで、来週には全国平均価格の調査開始以来の最高値更新も見込まれる。食料品など生活関連商品の値上げもあり、家計の負担が増しそうだ。

 川崎市幸区の新日本石油系のスタンドは、レギュラーの価格を1リットル=143円と、9月末に比べ4円値上げした。経営者(32)は「1日は競合店の様子をみていたが、2日から値上げした。人件費も上がっており、企業努力ではカバーできない。利用者には理解を求めるしかない」と話す。

 都内の激戦地、環状7号線沿いのスタンドでも3日、値上げが始まった。板橋―大田区間にある約30のスタンドでは、2日までは1リットル=137円前後での「我慢比べ」が続いたが、3日からほぼ一斉に3~5円の値上げに踏み切り、ほとんどのスタンドで140円台を上回った。

 石油情報センターが3日発表した1日時点のレギュラーガソリンの全国平均店頭価格は、前週比0.6円高の144円と、小幅な上昇にとどまった。しかし、2日以降は激戦区でも値上げが広まっており、来週には8月中旬に付けた87年の統計開始以来の最高値である145.4円を上回る可能性も出てきた。

 原油価格は、米国産標準油種(WTI)価格が9月20日に1バレル=83.32ドル(終値ベース)と史上最高値を付け、その後も80ドル台で推移している。「10~11月には70ドル台半ばになるのではないか」(渡文明・石油連盟会長)との見方もあるが、当面は高値状態が続きそうだ。【増田博樹】

by deracine69 | 2007-10-03 19:31 | 経済・企業  

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