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日航機の後部が滑走路に接触 けが人なし 関西空港

2007年10月04日10時59分 朝日新聞

 4日午前7時58分ごろ、大阪・泉州沖の関西空港第1滑走路に着陸した羽田発日本航空173便(ボーイング737―800型、乗客134人、乗員5人)の機体の後部が滑走路に接触した。けが人はなかった。滑走路に機体の一部が散乱したため、第1滑走路は午前9時半まで閉鎖された。この間の旅客便は第2滑走路で発着し、遅れなどの影響はなかった。

 日航関西空港支店によると、接触したのは、機体の後部に突き出したテールスキッドと呼ばれる部分。胴体が直接しりもちをついて損傷するのを避けるために付いている。胴体は滑走路に接触していなかったという。当時、関空は快晴で風もほとんどなかった。

 同機はほぼ定刻通り運航されており、午前7時1分に羽田を離陸した。関空に着陸後、機長が「通常よりやや強いショックを感じた」と報告。旅客ターミナルに到着した後に整備士が調べたところ、テールスキッドにこすれた跡が見つかった。旅客機は通常1.3G程度(Gは重力加速度)以下の衝撃で着陸するが、今回は1.736Gで、日航の整備基準(2.1G)以下だった。

 後部を接触させた機は5月に就航したばかり。8月20日に那覇空港で炎上事故を起こした中華航空機と同型で、事故原因となった主翼の燃料タンク付近などは何度も緊急点検を受けていた。

by deracine69 | 2007-10-04 10:59 | 社会  

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