<金総書記>福田政権の出方を注視 南北首脳会談で意見交換

10月5日15時6分配信 毎日新聞

 【ソウル堀山明子】4日まで平壌で行われた南北首脳会談について、前回の首脳会談に続いて今回も特別随行員として同行した文正仁(ムンジョンイン)国際安保特命大使は5日、毎日新聞に、盧武鉉(ノムヒョン)韓国大統領が福田康夫首相の「メッセージ」を金正日(キムジョンイル)総書記に手渡し、金総書記が「福田政権に代わったので日本の状況を見守っている」と話したことを明らかにした。メッセージの内容は不明。

 同大使によると、会談では盧大統領が「福田政権で対北朝鮮政策が変わる可能性」についての期待感を表明し、金総書記も日本の出方を注視していることを明らかにしたという。

 同大使は、首脳会談について、00年の首脳会談と比較し「前回は総論的だったが、今回は各論的な性格が強い。具体的な平和協力、経済協力がバランスよく取り扱われた」と評価。「南北首脳宣言で、南北基本合意と6カ国協議合意の再確認ができたことで、次期政権がどんな政権になろうと、南北の平和繁栄政策の基盤を安定化させることができた」とした。

 金総書記が会談日程を1日延長するよう提案した点について「憶測が飛んでいるが、議題が多いので延ばそうとし、会談がうまくいったので撤回したと、単純に受け止めるべきだ」と話した。

 また宣言文で平和体制協議の当事者が「3者か4者」と分かれたのは「北朝鮮が中国を除く3者を提案したのに対し、韓国が4者を提案したのではないか」とし「05年9月の6者協議共同声明にのっとって6カ国協議が進展すれば平和体制協議に入ることになっており、そこで当事国も決まる」と話した。また「金総書記が平和体制協議に参加する意欲を示したことは注目に値する」と強調した。
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by deracine69 | 2007-10-05 15:06 | 政治  

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