民主・長妻氏、異例の詳細質問 35分で70項目

2007年10月04日00時12分 朝日新聞

 年金記録問題を掘り起こして参院選大勝の立役者となった民主党の長妻昭政調会長代理が3日、衆院代表質問に立った。年金問題や「税金の無駄遣い」について35分間で70項目を超す異例の詳細質問を福田首相に浴びせた。日ごろの「データ主義」に徹したものだが、与党からは「相手は首相なのに非常識だ」といった批判の声が相次いだ。

 長妻氏は、安倍前首相向けに行われる予定だった9月12日の代表質問に合わせて準備していたが、直前の辞意表明でとりやめに。改めて作り直した質問は、社会保険庁職員らによる年金記録の入力ミスの件数、国土交通省OBが設立した会社と国交省との随意契約の総額など、個別の照会がずらりと並んだ。

 福田首相は「大変幅の広い、多くの質問をいただきました。大変ありがたいこと」と前置きして答弁。用意された紙を、担当閣僚に頼らず、40分間かけてひとりで読み上げた。

 党を代表して立つ代表質問は、党幹部が大きなテーマに絞って質疑を行い、各論は委員会審議に委ねることが多い。このため、自民党からは「大きな理念、政治手法をうかがうのが本会議質問の品位だ」(伊吹文明幹事長)、「いかにも委員会での質疑的な質問を本会議でやるとなれば、国会のルールを見直さないといけない」(大島理森国対委員長)といった異論が噴出した。

 これに対し、民主党の鳩山由紀夫幹事長は「官僚と政治が癒着しているのが問題だ、という思いで質問したものだ。これに対し(首相は)役人が作った答弁を繰り返した」と逆に首相を批判。長妻氏も「自民党は痛いところを突かれるから、そういうことを言うのでは」と反論した。

 長妻氏は、党の部会や国会で各省の資料を洗い出し、年金記録問題を掘り起こしてきた。今回の質問の狙いについても「全省庁に普遍的な大問題を聞いた。表に出ていない事実に絞り、対策など一つずつ約束をとりつけようと綿密に準備した」と語った。
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by deracine69 | 2007-10-04 00:12 | 政治  

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