野田聖子氏が自民広報局長就任…戻ってきた表舞台、本音を激白

2007年10月3日06時02分 スポーツ報知

 自民党の野田聖子元郵政相(47)が党広報局長に就任することが2日、決定した。キャラが立たないと言われる福田首相だが、野田氏は「スポーツ新聞に載らないくらいがいい政治かも(笑い)」と劇場型政治との決別?を宣言。一方で今回の野田氏の「復権」は、次期総選挙での復党組と刺客議員の公認調整に、微妙に影響を与えるとの見方も出てきている。再び永田町の表舞台に帰って来た野田氏の本音を聞いてみた。

 ―広報局長というポストをどうとらえているか。
「これまで広報局長は若手の人がやっていたので、当選5期目の私が就くのは異例かも」

 ―なぜ異例な人事となったのか。
「自民党の支持率が落ちて参議院で大惨敗して、広報は特に気合を入れていかなきゃいけないということだと思う」

 ―広報戦略は。
「福田首相の個性を引き出すことがひとつ。さらに選挙では総裁の顔ではなく、党全体で勝っていかないといけない。ここ数年、総裁におんぶに抱っこの自民党というイメージが強かった。これからはいろんな政策をピーアールすることで、しっかりとした“ボディーブロー”を効かせたい」

 ―福田首相は地味ですが。
「地味なのが個性。民主党の党首がごっつい人ですから、こちらは“ソフトパワー”で、不安を感じている人を受け止めたい。政治は地味でいいと思っている。逆にスポーツ新聞に載らないくらいがいい政治かなと(笑い)」

 ―小泉元首相はワイドショーやスポーツ紙を上手に使いましたが。
「今回は総裁そのものがそういうキャラクターではない。こつこつと仕事をして、結果を出すしかない」

 ―広報局長として当面の課題は。
「テロ特措法。多くの人に正しく理解してもらうために『野田でもわかるテロ特』のような政策ビラを作りたい」

 ―前任者の片山さつき氏を見ていて。
「頑張っていたと思う」

 ―片山氏はテレビに出演し派手にアピールしていましたが。
「総裁が地味になったんで、広報局長も地味になったんじゃないでしょうか(笑い)」

 ―今回の広報局長の就任で、次期総選挙の公認をめぐる問題に影響を与えるとの声もあるが。
「選対委員会にすべてを委ねてますから。私的にコメントはありません。まな板の上の…気持ち(笑い)」

 ―佐藤ゆかり氏とは会っているか。
「会合でしょっちゅう会ってます。あいさつしますよ」

 ―火花を散らすことは。
「あんまりないです(笑い)。ただ、地元の人たちがどうなるかわからないのが、気の毒な感じがする」

 ―“小泉チルドレン”らをどう見ているか。
「1人ずつ変化してきていると思う。チルドレンに固執している人と絶対に嫌だという人たちがいる」

 ―武部氏に反発した杉村太蔵氏をどう思うか。
「昔の私みたい。私も1年生の時、首班指名で“造反”したんです。偉いと思う。やっぱり政治家として、自分に納得できないことをやってはいけない。すくすく成長してもらいたいと思う」

 ―一部のチルドレンは小泉氏を担ごうとして駄目となり、すぐに福田氏に流れましたが。
「それはセンスないよね。参院選では小泉さんの“負の遺産”で負けているのに、そのへんの分析が甘い。小泉改革の継承者としては、麻生氏のほうが濃い。だったら、麻生氏にいくのが筋だったと思う」

 ―昨年末に事実婚を解消。その後、新たなロマンスは?
「どうですかね…。犬に恋してます」

 ◆公私ともに波乱のここ2年 「初の女性首相」候補として順風満帆の政治生活をおくってきた野田氏。しかし05年、郵政民営化関連法案で反対票を投じたことで激動の日々に突入した。直後の総選挙では自民党から公認されず無所属で出馬。“刺客”として送り込まれた佐藤ゆかり氏との激戦を制したものの、自民党を離党。私生活でも鶴保庸介参院議員との“事実婚”を解消したことが判明した。

しかし、06年12月には復党を果たし公私ともに再出発。ゆかり氏との岐阜1区での公認バトルも今回、古賀誠元幹事長が選対委員長に就任したことで、古賀氏の「秘蔵っ子」と言われた野田氏が優位に立ったとの見方が浮上している。
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by deracine69 | 2007-10-03 06:02 | 政治  

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