福田首相、脱カタカナで“安倍色”一掃…就任後初の所信表明

2007年10月2日06時00分 スポーツ報知

 福田康夫首相(71)が1日、衆参両院の本会議で就任後初の所信表明演説を行い、安倍晋三前首相(53)とは異なり「脱カタカナ」で低姿勢演説を行った。

 20分超の演説の冒頭で、安倍前首相の辞任劇に伴う自民党総裁選の実施により、国会審議中断を招いたことを謝罪し、続けて「重要な政策課題について誠意をもって話し合う」と野党側に呼びかけた。

 “安倍色”の一掃も目指した。昨年9月の安倍前首相の所信表明演説では「戦後レジーム」「カントリー・アイデンティティー」など109のカタカナ語を用いたが、今回、福田首相が使ったのはわずか26語。そのうち地域名や一般的に用いられるカタカナ語は20語以上で、唯一“安倍色”を感じさせたのは「アジア・ゲートウェイ構想」を使った時ぐらい。自民党総裁選で掲げた「ストック型の社会」は「持続可能社会」と平易な文言に改めるなどカタカナ語の“撲滅”に腐心したこともうかがわせた。

 また国づくりの理念は、安倍前首相は「美しい国」をキャッチフレーズとしたが、福田首相は「自立と共生」を演説中3回繰り返した。

 公明党の太田昭宏代表は「安倍前首相とは違う」と評価すれば、自民党の大島理森国対委員長は「全部日本語だった」と前首相をチクリ。何事も無難にこなす首相らしい船出となった。
[PR]

by deracine69 | 2007-10-02 06:00 | 政治  

<< ベトナムで流行中の青耳病ウイル... 雨の繁華街で追悼の読経 名古屋... >>