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ミャンマー軍政、スー・チー氏連絡役を任命

2007.10.09 16:15 CNN/AP

ヤンゴン──ミャンマー軍事政権は8日、国際社会からの強い圧力を受けて、自宅軟禁下に置かれている民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏との連絡役に、アウン・チー副労相を任命した。ミャンマー国営ラジオとテレビが同日夜伝えた。

軍政はまた、9日付国営紙「ミャンマーの新しい灯」の一面で、連絡役任命を短く発表した。同紙によると、連絡役の設置は、先日ミャンマーを訪問したガンバリ国連事務総長特別顧問によって提案された。軍政はガンバリ顧問の意見を尊重し、スー・チー氏との「円滑な関係」を見込んで提案を受け入れたという。

アウン・チー連絡役の任務の詳細や、スー・チー氏との面会予定は不明。しかし連絡役は、スー・チー氏と軍政当局、同氏と国連の接触を調整するとみられている。アウン・チー氏は海外の外交筋や国連関係者の間で、軍政幹部より人あたりが良い人物と好意的に評価されている。

軍政は先週、最高実力者タン・シュエ国家平和発展評議会議長がスー・チー氏との面会を希望していると発表したが、諸外国による経済制裁を拒否することや、「対立」「徹底的荒廃」に対する支持を放棄することなどを条件に挙げていた。同氏がタン・シュエ議長の面会申し入れを受け入れたか不明。

by deracine69 | 2007-10-09 16:15 | アジア・大洋州  

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