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ファーストレディーが交代 道、首脳夫人の視察内容の再検討開始

10/08 07:27 北海道新聞

 来年七月の北海道洞爺湖サミットの際に各国の首脳夫人を招待する道内視察事業をめぐり、道は、内容の再検討に入った。案内役の首相夫人が、安倍晋三前首相の突然の辞任によって昭恵夫人から福田康夫首相の貴代子夫人に交代したためで、昭恵夫人を念頭に準備していた道幹部は「貴代子さんの趣味や関心事を探ることからやり直しだ」と頭を悩ませている。

 「配偶者プログラム」と呼ばれるこの事業は、首脳の夫人たちに親交を深めてもらう慣例行事。各国報道陣の注目も集まるだけに北海道を売り出す絶好の機会となるが、内容は主催国のファーストレディーの意向が強く反映される。道は四十五歳という昭恵夫人の若さも意識し、小学生と一緒に行う植林、アイヌ文化視察、川下りのアウトドア体験など、活動的な内容も選択肢に加えていた。

 ところが、首相交代で案内役は六十三歳の貴代子夫人に。全面的な練り直しは難しく、道は「準備した内容で政府に提案し、その後に貴代子夫人の意向を反映させる」(サミット推進局)考えだ。

 貴代子夫人が二○○二年に来日したブッシュ米大統領のローラ夫人を和服姿で接遇したという過去の新聞記事を頼りに、「茶会や生け花の準備も必要かも」(道幹部)などと想像を巡らせている。

by deracine69 | 2007-10-08 07:27 | 政治  

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