一般職なら処分…「自分に甘い知事」と大阪府庁内でも批判

11月20日1時58分配信 産経新聞

 太田知事の「政治とカネ」をめぐる問題で、府職員から「自分に甘いのでは」などと批判が相次いでいる。知事は中小企業経営者らとの懇談会で講師謝礼として計883万円を受け取るなどしたが、一般職員が同様の行為をした場合、府の指針に基づき処分されかねない。太田知事は特別職のため、指針の適用にはあたらないことも問題点としてあげられている。

 職員約4500人が加盟する府職労によると、同労組にはこれまで、職員らからメールや電話などで数十件の批判の声が寄せられた。なかには、「職員にはコンプライアンス(法令遵守)と言っているが、職員に対して言っていることと自分がやっていることの差はどうなのか」「(昨年から今年にかけての)裏金問題などで職員には厳しい処分をしていながら、自分のときは問題ないではすまされない」などという意見もあったという。

 府の綱紀保持基本指針では、一般職員が利害関係者から講演報酬を得たり、接待を受けるなどの行為を禁止している。平成15年3月には府が設立認可の権限を持つ財団法人から費用を負担してもらい、同法人の海外視察旅行に同行していた職員が戒告処分を受けた。

 しかし、太田知事は特別職のため同指針は適用されず、「特別職は指針の趣旨を踏まえて、それぞれの行為を判断してもらうしかない」(府人事室)。また、コンプライアンスの推進についても「特別職は高い意識を持っているというのが前提。対象になっていない」(府法務課)という。

 府職労は太田知事に「政治とカネ」をめぐる問題について説明を求めることも検討している。
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by deracine69 | 2007-11-20 01:58 | 政治  

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