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タイ・パタヤで韓国人姉妹の遺体を発見

2008/04/14 14:17 朝鮮日報

 タイ南部のリゾート地・パタヤで、韓国人の双子の姉妹が遺体で発見され、現地の警察が捜査に乗り出した。

 在タイ韓国大使館が13日に発表したところによると、今月11日午前10時ごろ(現地時間)、パタヤのラン島の海岸で、現地の住民が女性二人の遺体を発見し、警察に届け出た。身元を調べた結果、二人は韓国人の双子のパク某さん(27)姉妹であることが分かった。

 出入国記録を調べたところ、パクさん姉妹はソウル市西大門区弘済洞のアパートに住んでいたが、2006年5月にタイへ向け出国した後、これまで一度も帰国していなかったという。

 韓国大使館の関係者は「遺体に外傷がまったく無く、現地での解剖でも溺死であることが分かり、他殺と推定するだけの十分な根拠は見つからなかった」と述べた。

 一方、二人の死因について現地のメディアは「二人のうち一方が、もう一方の頭を鈍器で殴って殺害した後、その手と自分の手を縛って海に飛び込んだものとみられる」と報じたが、韓国大使館の関係者は「遺体が発見された当時、姉妹の手には縛られていた形跡も無く、何ら外傷は見つからなかった」と話している。

 韓国にいる姉妹の家族は、二人がタイへ行っていたことを最近まで知らなかったという。報道を通じて姉妹の死を知った母チェ某さん(56)=大田市西区葛馬洞=は、「2006年初めごろを最後に、娘たちと連絡が取れなくなり、タイにいたということも今回の報道で初めて知った」と話した。

 チェさんによると、姉妹はそれぞれ忠清南道公州市と大田市にある大学を卒業し、日本とイギリスで留学生活を送った後、06年までそれぞれソウルのデパートとホテルで働いていたという。一方、タイの警察は韓国人観光客が多いパタヤやチェンマイの韓国人会を通じ、姉妹を知っている人がいないか聞き込みを行ったものの、何の情報も得られなかったという。

ハノイ=劉夏竜(ユ・ハリョン)記者
大田=ウ・ジョンシク記者

by deracine69 | 2008-04-14 14:17 | アジア・大洋州  

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