<ダライ・ラマ14世>米高官と会談
4月22日13時56分配信 毎日新聞【ワシントン小松健一】訪米中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は21日、米国務省のドブリャンスキー次官と中西部ミシガン州で会談した。
ケーシー国務省副報道官は会談の目的について、「(訪米中にダライ・ラマが明らかにした)代理人と中国政府との交渉の内容や、次にどのようなステップが適切なのかといった見解を聞くこと」と説明。その上で、中国政府にダライ・ラマとの対話を促し続ける姿勢を改めて示した。
ロイター通信によると、ドブリャンスキー次官はダライ・ラマと中国指導部との対話は「事態打開のための重要な手段」と強調。一方、ダライ・ラマは、チベット情勢に米政府が懸念を表明し続けていることに謝意を述べ、「あなたたちの助けが必要だ」と語った。
by deracine69 | 2008-04-22 13:56 | 北米・中南米